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MOVIE
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ ビー : [びー] (n) bee, (n) bee
ムービー (movie) * 映画を意味する英単語。 * 家電業界用語で、商品ジャンル分類上、カムコーダのことをムービーと呼ぶ場合がある。 * 日本ではコンピュータゲームに挿入されているゲームとゲームの合間の映像部分のこと。本項ではこれについて述べる。 ---- ムービー(full motion video、FMV)とはコンピュータゲームにおけるハードウェアの高性能化とCD-ROMに代表される安価な大容量記録メディアの特性から用いられることが増えた、いわゆるプリレンダリング映像を指す。特にテレビゲームでのデモンストレーションシーン(デモシーン)を指す例が多い。 和製英語であり、英語圏ではゲームにおけるこの種の映像を、通常のテレビと同等のフレーム数である映像の総称であるfull motion video、もしくは略称のFMVと呼んでいる。より一般的な呼称としてはCutscene(カットシーン)、もしくはCinematics(シネマティクス)と呼ばれる。 == 概要 == ムービーは特性上、ROMからローディングしながら再生するため必然的に操作が必要なくなる。そのためゲーム進行に影響を与えにくいデモシーンに使用されることが多くなった。例としてオープニングデモやエンディングデモ、物語中で特殊なイベントが再現する場面などが挙げられる。あらかじめ作成されていた動画や音楽を再生するだけで良いため、ゲーム機上で実行されるプログラムが描き出す映像よりも美麗なCG、実写映像などを用いることができた。なお、ムービーとは3DCGによって制作された映像だけではなく、2Dのアニメーションや実写映像を利用したものも含む。 一般的にはPlayStation向けに発売されたスクウェア(現スクウェア・エニックス)の『ファイナルファンタジーシリーズ』がゲーム中のムービーにおいて先駆的立場にあったとされその技術力は高い。どのゲームメーカーも映像制作技術の研究を行っており、高品質なムービーを生み出すようになってきている。 ムービーはかつては開発陣の映像技術の高低の指標となっていたため、ゲームメーカーはムービー制作の専門チームを置くことが多かった。開発規模の巨大化および分業化が進んだ結果として開発チーム内にムービー専用のグループがおかれることは多い。なおゲームソフトにおけるCG制作は、映像業界から技術の還元(あるいはその逆)も高いため、映像業界が直面する問題と直結している場合が多々ある。 ムービー部分のみ専門の映像制作会社に外注しているケースも増えた。例として『テイルズ オブ シリーズ』は、オープニングムービーをアニメーション制作会社に制作を外注している作品の代表といえる(他には『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズや『ミラーズエッジ』などがある)。さらにハードウェアの性能向上により、リアルタイムにエフェクトをかけることが容易になってきたことや、プリレンダリングムービーでは不可能な表現を行うため、またはコスト上の問題から、リアルタイムに映像を演算出力するリアルタイムレンダリングムービーを取り入れる会社も増えている。 動画そのものの圧縮技術に関しては、フォントなどと同様に外部のミドルウェアを採用しているメーカーも増えてきた。第5世代のハードではMPEG1並の圧縮率と方式だったため、実機映像と比較して画質の劣化が否めなかったが、以後のハードと圧縮技術の進化により映像ソフト媒体と似た進化を歩んでいる形である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムービー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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