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ミリオンセラー()は、100万以上の数の売り上げを記録した商品のこと。主に書籍、音楽CD、ゲームソフトなどの商品を指して使われる。同様の意味を持つ用語として、ミリオンヒット、メガセラー、メガヒットなどがある。また、50万以上はハーフミリオン、200万以上はダブルミリオン、300万以上はトリプルミリオンともいう。いずれの分野の商品、書籍においても、「大ヒットした作品」であることを証明するボーダーラインとなっていることが多い。 == 書籍 == 日本において、第二次世界大戦後で最多の発行部数を持つ一般書籍(辞典・受験参考書等を除く)は『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子)で、単行本・文庫本を合わせて750万部以上を発行。辞典・受験参考書を含めると、『広辞苑』(新村出)や『新明解国語辞典』(山田忠雄)、『試験にでる英単語』(森一郎)など、1000万部を超える発行部数を記録する書籍もいくつか存在する。 また、日本の明治時代以降で初のミリオンセラーは、『学問のすすめ』(福澤諭吉)、『西国立志編』(サミュエル・スマイルズの『セルフ・ヘルプ(自助論)』の中村正直訳)で、共に明治時代初期に100万部以上売れたといわれる〔『新潮45』2007年1月号、36頁。〕。日本で第二次世界大戦後初のミリオンセラーは、『日米会話手帳』(小川菊松編)で、1945年9月15日に発行され、同年末までに360万部を発行したとされるが、他社から類書が次々と出版されたことで使命を終えたと判断され、わずか3ヵ月余りで発行中止になった〔『新潮45』2007年1月号、37頁。〕。紙の高騰で赤字になることを懸念したとも考えられている〔。同書は大ベストセラーにもかかわらず現存数が少なく入手困難である〔『新潮45』2007年1月号、38頁。〕。『「日米会話手帳」はなぜ売れたか』(朝日文庫、ISBN 4022611103)に写真による復刻版(影印本)が収録されている。 「発行部数」と「販売部数」は違うので注意。また、書籍の場合、発表される発行部数は出版社による自己申告に任されており、CDにおける日本レコード協会、雑誌・新聞における日本ABC協会のような公的な機関による部数認定が存在しない。そのため、「ミリオンセラー」と公表されている出版物についても、第三者機関による統計調査はされていない事に注意。 === 主要なミリオンセラー === ミリオンセラーの中でも特に発行部数の多い書籍(日本国内の作家)。 ;一般新書 #415万部 養老孟司 『バカの壁』 新潮社、2003年。 #308万部 塩月弥栄子『冠婚葬祭入門』 光文社、1970年。 #250万部 樋口裕一 『頭がいい人、悪い人の話し方』 PHP研究所、2004年。 ;小説 #321万部 片山恭一 『世界の中心で、愛をさけぶ』 小学館、2001年。 #238万部 村上春樹 『ノルウェイの森(上)』 講談社、1987年。 #204万部 小松左京 『日本沈没(上)』 光文社、1973年。 ;自叙伝 #750万部 黒柳徹子 『窓ぎわのトットちゃん』 講談社、1981年。 #550万部 乙武洋匡 『五体不満足』 講談社、1998年。 #300万部 穂積隆信 『積木くずし』 桐原書店、1982年。 ;医学書 #435万部 小林太刀夫 『家庭の医学』 時事通信社、1949年。 #300万部 保健同人社編 『症状からみた家庭の医学百科』 保健同人社、1959年。 #235万部 木村繁 『医者からもらった薬がわかる本』 法研、1985年。 ;ビジネス書 #450万部 松下幸之助 『道をひらく』 PHP研究所、1968年。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミリオンセラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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