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『メガネの文化史』(メガネのぶんかし、Fashions in Eyeglasses)は、アメリカ合衆国の演劇研究家で、化粧コンサルタントのリチャード・コーソン(Richard Corson)が著した眼鏡に関する研究書である。 ==本の概要と出版状況== 演劇の衣装係、メイクアップ・アーチスト、俳優、イラストレーターに向けて、劇中の眼鏡に正しい時代考証を施すための知識を伝えることを目的として執筆された、眼鏡の流行についての研究書である。ヨーロッパで眼鏡が発明された13世紀から、1966年までの700年間における、眼鏡の型の変遷について、それらがつくられた時代背景や、受容の歴史を踏まえて、約650点の図版とともに紹介した、世界初の専門書である。 初版はPeter Owen Publishersから1967年に出版された。眼鏡を光学機器としてだけでなく、装身具としても捉えた、服飾文化に関する貴重な文献として重用されている。 日本語版は、劇作家の梅田晴夫が翻訳し、『メガネ博物誌』と題して、1972年に950部のみ限定出版された。1999年には、梅田の訳稿をそのまま使用し、1972年版では省かれていた序文と図版および図版解説を完全収録し、『メガネの文化史』と改題して出版された。 なお、この序文と図版解説は梅田による日本語訳が存在せず、出版元である八坂書房の編集部で新たに翻訳された訳稿が用いられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メガネの文化史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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