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メスグロヒョウモン : ミニ英和和英辞書
メスグロヒョウモン[めす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

メス : [めす]
  1. (nl:) (n) scalpel (nl: mes) 2. surgical knife 3. (P), (nl:) (n) scalpel (nl: mes)/surgical knife

メスグロヒョウモン : ウィキペディア日本語版
メスグロヒョウモン[めす]

メスグロヒョウモン(雌黒豹紋、 ''Damora sagana''または''Argynnis sagana'') は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種。和名通りメスがっぽく、雌雄で極端に体色が異なる〔蝶 (2006)、60頁〕。
分類上は1種のみでメスグロヒョウモン属 ''Damora'' に分類される。近縁のミドリヒョウモン属 ''Argynnis'' に組みこまれていたことがあり、その場合の学名 ''Argynnis sagana'' はシノニムとなる。
== 特徴 ==
成虫の前翅長は35-45mmほど。和名通りメスの体は黒く、光沢のある青緑色を帯びる。前翅の前端に白帯、前翅の中央部に横長の白色紋が2つ、後翅の中央部に白の縦帯がある。翅の裏側は表側より白っぽい。黄色の地に黒い斑点が散らばるヒョウモンチョウ類の中では特徴的な体色で、ヒョウモンチョウというよりオオイチモンジなどのイチモンジチョウ類に近い体色である。メスには類似種が少なく、判別しやすい。
一方、オスは黄色地に黒い斑点の典型的なヒョウモンチョウ類の体色をしている。前翅には3本の黒い横しまがあるが、これは大型ヒョウモンチョウ類のオスに見られる発香鱗条である。後翅表側のつけ根には細い黒線、後翅裏側の中央には稲妻状の白い縦帯がある。この体色はウラギンスジヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモンによく似るが、表側の前翅前端や後翅つけ根部分に大きな黒斑がなく、全体的に黄色部分が多い点で区別できる。
オスとメスの体色がまるで別種のように異なり、チョウ類の中でも極端な性的二形をもつ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メスグロヒョウモン」の詳細全文を読む




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