翻訳と辞書
Words near each other
・ メタン酸
・ メタン酸化細菌
・ メタ・ゴールディング
・ メタ・ヒューリスティクス
・ メタ・ヒューリスティック
・ メタ・ヒューリスティックス
・ メタ・フィクション
・ メターウロ川
・ メタ二ケイ酸ナトリウム
・ メタ位
メタ個体群
・ メタ倫理学
・ メタ分析
・ メタ哲学
・ メタ女
・ メタ情報
・ メタ数学
・ メタ新世界
・ メタ検索エンジン
・ メタ構文変数


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

メタ個体群 : ミニ英和和英辞書
メタ個体群[めたこたいぐん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

メタ : [めた]
 【名詞・形容詞】meta
: [こ]
  1. (n,suf) (1) counter for articles and mil. units 2. (2) individual 
個体 : [こたい]
 【名詞】 1. an individual 
個体群 : [こたいぐん]
 (n) population

メタ個体群 : ウィキペディア日本語版
メタ個体群[めたこたいぐん]
メタ個体群(めたこたいぐん)とは、局所的集団(パッチ)が多数集まり、それぞれの局所的集団は生成と消滅を繰り返しながらも存続している個体群モデルのことである。
パッチはソースとシンクに分けられる。ソースパッチ内では個体の絶滅率よりも出生率が上回り、移入率よりも移出率が上回っている。シンクパッチではそれと逆のことが起こり、個体はソースパッチからシンクパッチへと移動する。
メタ個体群が存続するためにはパッチの生成率が消滅率を上回っていなければならない。
例えば捕食-被食関係において、被食者と捕食者が共にあった場合、両者が安定して、あるいは動的平衡の元で共存すると考えるべきなのであろうが、実験ではほとんどの場合どちらかが絶滅する。これを実験系が自然界の条件を何らかの形で再現していないとの判断もあるが、実際にも局所的には共存できないと見る立場もある。それを説明するのにこの考え方は都合がよい。つまり個々のパッチではどちらかが絶滅するのであるが、その個体群がパッチ状の構造を持っているために、絶滅しないパッチが常に存在し、そこが供給源となって新たなパッチが作られることを繰り返しているとの判断である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メタ個体群」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.