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メダルト・ボス(、1903年10月4日 - 1990年12月21日)は、スイスの医学者、精神科医、精神分析家。独自の現存在分析を展開した〔 pp.549-550〕。 チューリヒ大学を卒業した後、パリをはじめとするヨーロッパ諸国で研修を積みオイゲン・ブロイラーに師事し、ヴィルヘルム・ライヒから訓練分析を受けた。1952年にはチューリヒ大学教授となった。東洋に憧憬の念を抱き、1956年にはインド及びインドネシアを一年程度訪れた。後に『A Psychiatrist Discovers India (1965)(邦題:精神科医のインド紀行)』を著している。日本人の三好郁男は直接ボスに師事した〔。 ==邦訳== *『性的倒錯 恋愛の精神病理学』村上仁,吉田和夫共訳 みすず書房 1957 *『心身医学入門』三好郁男訳 みすず書房 1959 *『精神分析と現存在分析論』笠原嘉,三好郁男訳 みすず書房 1962 *『夢 その現存在分析』三好郁男,笠原嘉,藤縄昭訳 みすず書房 1970 *『東洋の英知と西欧の心理療法 精神医学者のインド紀行』霜山徳爾,大野美津子訳 みすず書房 1972. *『不安の精神療法』河村次郎訳 醍醐書房 2000 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メダルト・ボス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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