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伝統生薬製剤の欧州指令(European Directive on Traditional Herbal Medicinal Products : THMPD、正式にはDirective 2004/24/EC amending, as regards traditional herbal medicinal products, Directive 2001/83/EC on the Community code relating to medicinal products for human use)であり、欧州連合(EU)における、伝統的な植物薬のための簡便な規制承認手続きとして、2004年3月31日に、欧州議会および同理事会によって定められた〔Directive 2004/24/EC of the European Parliament and of the Council of 31 March 2004 amending, as regards traditional herbal medicinal products, Directive 2001/83/EC on the Community code relating to medicinal products for human use 〕〔Directive 2001/83/EC of the European Parliament and of the Council of 6 November 2001 on the Community code relating to medicinal products for human use 〕。以前にはEU全体にわたる公式な承認方法はなかったので、それぞれのEU加盟国は、国としてこうした製品を規制していた。この規制の下では、すべての生薬製剤はEU内での販売許可を取得する必要がある。 薬草医の指導を受け患者のためにつくられる承認されていない治療薬は、伝統生薬製剤の指令の条件から除外される〔http://www.mhra.gov.uk/Howweregulate/Medicines/Herbalmedicines/PlacingaherbalmedicineontheUKmarket/Unlicensedherbalremediesindividualpatients/index.htm (Medicines and Healthcare Products Regulatory Agency:MRHA) 〕。 生薬製剤は、完成品の質の確保と、また安全性を示すために(GMP)に従って製造される。 ==医薬品== ;ムラサキバレンギク エキナセアとして知られる。アメリカ先住民が使用したことによりヨーロッパに伝わる。免疫賦活、抗菌、抗ウイルス、抗炎症などを持つ。 ;ノコギリパルメット ノコギリヤシやソウパルメットとも呼ばれる。欧州では前立腺肥大症に使用される。 ;セントジョーンズワート 西洋弟切草として知られる。セント・ジョーンズ・ワートの機序は正確には不明であるが、従来の選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) 系の抗うつ薬と同様にセロトニンの再吸収を阻害することが関係するとみなされている。 ;ピクノジェノール 樹齢30~50年以上の海岸松から抽出から抽出する。強い抗酸化作用や血流改善機能がある。〔ピクノジェノールの最新研究アップデート~「食品開発展2013」セミナー 〕 ;バレリアン 西洋カノコ草の根を使用する。催眠・鎮静薬として効果がある。 ;パッションフラワー 時計草として知られ、不眠症の改善、鎮静効果がある。 ;カモミール キク科の1種の耐寒性一年草〔マーガレット・B・フリーマン著『西洋中世ハーブ事典』 遠山茂樹 訳、八坂書房、2009年、104ページ〕。薬草として用いられ、健胃・発汗・消炎作用があるとして、婦人病などに用いられていた。ハーブ処方の古典、バンクスの本草書には、肝臓の痛み、頭痛、偏頭痛などに効能があり、ワインと共に飲むと良いと書かれている。 ;ブラックコホシュ 北アメリカ原産のキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。更年期障害や月経前症候群(PMS)などの婦人病や咽頭炎に使用される。乳ガンや子宮ガンの予防にも使用される。 ;チェストツリー 南ヨーロッパから中央アジア原産。1世紀頃から、PMS、生理痛などの婦人病に使用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝統生薬製剤の欧州指令」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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