翻訳と辞書
Words near each other
・ メディカルハーブ
・ メディカルマリファナ
・ メディカルマリワナ
・ メディカルライン
・ メディカルラリー
・ メディカルリソース
・ メディカルレビュー
・ メディカルレビュー社
・ メディカルレプレゼンタティブ
・ メディカルワイド
メディカル・アフェアーズ
・ メディカル・イノベーション
・ メディカル・エンジニアリング
・ メディカル・カレッジ青照館
・ メディカル・ケア・サービス
・ メディカル・スクール
・ メディカル・ツーリズム
・ メディカル・プラネット
・ メディカル一光
・ メディカル手稲


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

メディカル・アフェアーズ : ミニ英和和英辞書
メディカル・アフェアーズ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

メディカル・アフェアーズ : ウィキペディア日本語版
メディカル・アフェアーズ[ちょうおん]
製薬会社におけるメディカル・サイエンティフィック アフェアーズ(Medical Scientific Affairs:MSA)、メディカル・アフェアーズ(Medical Affairs:MA)、
およびメディカルサイエンスリエゾン(MSL
なお、メディカルアフェアーズは各社で名称が異なるので下記に示す。
メディカル・サイエンティフィック アフェアーズ(Medical Scientific Affairs:MSA)
ノバルティスファーマ
メディカル・アフェアーズ(Medical Affairs:MA)
武田薬品、アステラス、ヤンセンファーマ、バイエル、ファイザー、GSK、MSD 他
日本ではあまり上記の存在を知られていないが、メディカル・サイエンティフィック アフェアーズは、医師や研究者等からなるメディカルサイエンススペシャリスト集団であり、マーケティング部のプロダクトマネージャー(プロマネ)や学術情報部などとは根本的に異なる。メディカル・サイエンティフィック アフェアーズは営業本部ではなく、研究開発本部の中に位置づけられたり完全に独立した部門であり独自の予算ももっている。軍隊で言うところの参謀役に相当する職であるといえばわかりやすいかもしれない。
なお一般的にはメディカル部門(メディカル・サイエンティフィック アフェアーズ)が言葉として上位に位置(本部)し、その下(職)にメディカルサイエンスリエゾンは位置づけられている。略してリエゾンと呼んでいることも多い。
http://japhmed.jp/report/post_32.html
業務は多岐にわたるが営業的な側面より、臨床研究などの研究開発側の側面が強いことが特徴である。臨床研究の企画・遂行、開発戦略への提言や学術資材の審査及び治験データの学会発表、KOLのマネジメントや医師の研究対応、論文投稿や臨床研究支援など多岐にわたり非常に激務である。
一般のMR(営業担当)やマーケティングのプロマネが行うような限られた医学・薬学情報をタイムリーに提供するだけではなく、世界中にある自社の研究所、関連大学の(治験・臨床・基礎研究データなど)や入手可能なすべての情報から新しい治療方法や医薬品の適正使用についてKOLと議論する。そして新薬の上市段階では、多くのKOLと良好な関係を構築し学術的観点から有効性を説き、上市後は自社の開発部門と情報を共有しながら臨床試験施設の支援を行う。
製薬会社の中ではメディカルスペシャリスト集団であるが故のエリート意識が、医薬品を売る側のMRや学術側との確執を生む可能性があるなど、じほうなどの特集記事に書いてある。またこれらの集団と接する医師は、医学会の各領域のリーダー(教授や准教授クラス)であることがほとんどなので医師であってもこれらの集団と関わる事はないかもしれない。もし、メディカル・サイエンティフィック アフェアーズから初めて連絡が来た場合は、当企業がこれから大事に育てたいと考えている医師であると考えられ、良好な関係が可能となれば新薬に関する支援がスタートする。新薬に関する論文投稿や講演活動は、当然医学会で力を持ち教授、さらに学会理事や会長になる最短ルートの一つであるため、該当医師にとっては断る理由はあまりないかもしれない。
参考:
メディカル・アフェアーズ(Medical Affairs)やメディカルサイエンスリエゾン(MSL)は、製薬企業において新薬の開発から市販後までである。もともと欧米の製薬会社では一般的な部局であったが、日本では1990年代以降に外資系の製薬会社などから制度化が始まった。
国内における学術情報はMR(営業)や社外(医師)からの問い合わせに対応することを主要目的として汎用されてきたが、近年では、この役割は個々のMR(営業)が担うべきであるという考え方が主流となり、また、学術部はほとんどが通常のMRレベルの人材から構成されていたため、多くの企業で学術部は廃止された。学術部が時代とともに淘汰され、その代わりに台頭してきたのが医学・薬学のスペシャリストで構成されるメディカル・アフェアーズ、MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)である。
なお企業によってはメディカル・サイエンス・リエゾン(Medical science liaison)(Medical scientific liaison: MSL とも〔)と呼ばれる臨床研究及び臨床開発のスペシャリストもメディカル・アフェアーズに加わっている。
求人票から次のように開発から市販後の製品戦略をトータルでコーディネートする組織として募集されていることが分かる。
http://www.e-seiyaku.com/job/040_etc/ss1108.html
UCBにおいては、次のHPのようにメディカルアフェアーズ部門内に市販後の安全性調査部がおかれ、安全性情報の収集を行っている。
http://ucbjapan.jp/about-ucb/divisions/quality-medical-affairs
ファイザーにおいては、次のHPのようにメディカル・アフェアーズは市販後の医薬品の臨床研究をサポートするなどし、育薬を主に行っている。
http://www.pfizer-recruit.jp/job/interview.html#yamane
ノバルティスでは次のようにサイエンティフィックアフェアーズというキーオピニオンDrを担当する組織が独立して存在している。
http://www.novartis.co.jp/jobs/field/A_Kadobayashi.html
アステラスにおいては、開発段階から重点領域について医学的・科学的な視点でライフサイクルプランを策定し、疾患領域ごとのグローバル製品価値を最大化するため、グローバル開発拠点を設置する米イリノイ州に「グローバル・メディカル・アフェアーズ」(GMA)が設立された。
http://www.yakuji.co.jp/entry25476.html
武田薬品も臨床研究推進のためのメディカルアフェアーズ組織を立ち上げ人員を募集している。
http://www.medicareer.biz/rec/0501806.html

==出典・脚注==

http://japhmed.jp/activity/medical.html


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メディカル・アフェアーズ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.