翻訳と辞書
Words near each other
・ メヌエット (滝廉太郎)
・ メヌキ
・ メヌケ
・ メヌフィーヤ県
・ メヌート
・ メヌード
・ メヌード (小説)
・ メネ
・ メネギニ鉱
・ メネクセノス
メネス
・ メネスティオス
・ メネセス
・ メネゼス
・ メネデール
・ メネトリエ病
・ メネブリア
・ メネム
・ メネメンの虐殺
・ メネラウスの定理


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

メネス : ウィキペディア日本語版
メネス

メネス(、、〔Edwards 1971: 11〕、エジプト語:)は、エジプト初期王朝時代ファラオである。上下エジプトを統一し、エジプト第1王朝を創設したとされている〔Beck et al. 1999〕。
メネスの実在については、現在でも議論の対象であるが、エジプト学の主流では、歴史学、考古学的な様々な証拠に基づいてメネスを第1王朝の最初のファラオであるナルメルと同一であると見なしている〔Edwards 1971: 13〕〔Lloyd 1994: 7〕〔Cervelló-Autuori 2003: 174〕。
==名前と同定==

メネスという一般的な名前は、プトレマイオス朝時代の歴史家で司祭のマネトの記述に依っている。マネトは という表記を用いた〔〔。一方、ギリシア風の という表記は紀元前5世紀のギリシアの歴史家ヘロドトスに依るもので〔Herodotus: 2.4.1, 2.99.1ff.〕、エジプト神話の神ミンとの混同があったものと考えられている〔Lloyd 1994: 6〕。エジプト語の「メニ」は、エジプト第19王朝の頃の『トリノ王名表』や『アビドス王名表』に由来する〔。
メネスという名前は、「持続した彼」という意味で、I. E. S. Edwards は、「半伝説的な英雄を説明するための単なる形容語句に過ぎず、・・・その名前は失われている。」と指摘している〔。特定の人物を指しているのではなく、カアスコーピオン・キング、ナルメル等の初期王朝時代の複数のファラオを集合的に表しているという説もある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メネス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.