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バジリコ(、学名:''Ocimum basilicum'')は、シソ科メボウキ属の多年草(日本では越冬できないので一年草として扱われる)。シソ科であることから風味もシソに若干似る。 和名はメボウキ。英名のバジル(Basil)の名でも知られる。インド、熱帯アジア原産のハーブである。Basilicoの名はラテン語 ''basilicum''から来ており、さらにさかのぼると「王」を意味するギリシャ語の βασιλευς (バジレウス)に由来する。「バジル」と呼ばれるハーブには、''Ocimum basilicum''以外の種に由来するものもふくめ、およそ150 種類の栽培品種がある。 香りの主成分はメチルカビコール(エストラゴール)、リナロール、シネオール、オイゲノールで、刺激性は低くく生食でも食べられる。 イタリア料理に多く使われる品種は「バジリコ」、「バジル」あるいは「スイートバジル(Sweet basil)」の名で知られている。ジェノベーゼバジル(Genovese basil)もイタリア料理に使われる。ほかにレモンバジル(Lemon basil)、ホーリーバジル(Holy basil)、シナモンバジル(Sinnamon basil)、タイバジル(Thai basil)、マンモスバジル(Mammoth basil)、タイレモンバジル(Thai Lemon basil、ライムバジル(Lime basil)、リコリスバジル(Licorice basil)、アフリカンブルーバジル(African Blue basil)などの品種がある。 日本においては、有名メーカー製の家庭用乾燥ハーブが「バジル」と称される一方で、産地及び料理からイタリア語の呼称、バジリコが使われることもある。 == 近縁種 == * ブッシュバジル ''Ocimum mininum'' * ヒメボウキ ''O. canum'' * ワイルドバジル ''Calaminthe clinopodium'' * カミメボウキ ''Ocimum tenuiflorum'' など 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バジリコ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Basil 」があります。 スポンサード リンク
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