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ソリッドステートドライブ()とはフラッシュメモリを使用した補助記憶装置の一種である。円盤型の磁気記録方式であるハードディスクドライブ(HDD)をエミュレートすることから、「ソリッドステートディスク」と呼称されることもある。 == 概要 == 一般的にはフラッシュメモリを利用してHDDと同じ振る舞いをさせるハードウェアで、単にSSDと呼ぶ場合はシリアルATA(SATA)等のインタフェースを持つ2.5インチの個体を示すことが多い。そのため、同じ内部構造でもUSBインタフェースを持つ物については、慣例的にUSBメモリと呼ばれる。 デバイス内にはフラッシュメモリとキャッシュ用のDRAMメモリ、アクセスを制御する専用のコントローラーチップなどが組み込まれている。 主な用途は最もアクセス頻度の高いファイルをこの装置上に記憶させておくことで、ディスクドライブで必要とされるアクセス時間を大幅に削減することにある。特にOSの起動に関しては劇的な改善が見られる。〔速い。長い。SSDモデルなら約10秒の高速起動 ジャケットスタイルモバイル レッツノートJ10 〕 ディスクドライブのアクセス時間(ヘッドのシーク待ち時間や、ディスクの回転待ち時間など)は、メモリに比べて非常に長い(約100万倍)ので、SSDに置き換えることで、特にランダムアクセスのスループットを大幅に高めることができる。 HDDと比較して容量単価が大きいものの、それ以上にメリットが多い。 そのため、PCではOSの使用容量がSSDの記憶領域内に収まり、価格が普及帯まで下がりだした頃からHDDからSSDへの置換えが進み始めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソリッドステートドライブ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Solid-state drive 」があります。 スポンサード リンク
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