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メロエ文字(メロエもじ、英語:Meroitic script)は、古代エジプトの神聖象形文字と民衆文字に起源を持つ音素文字である。 メロエ文字は、メロエ王国において、少なくとも紀元前200年頃まで、メロエ語を書き記すのに使用されていた。またおそらく、後継者である諸ヌビア王国で古ヌビア語を記すのに使用された。メロエ語は後に、アンシャル体のギリシア語アルファベットで書き記され、このとき、三つの古メロエ象形文字が表記に追加された。 基本的に音素文字であるので、メロエ文字はエジプト神聖象形文字と比べて、かなりに異なる使われ方をされた。ある学者、例えばハールマン(Haarmann)は、メロエ文字が、その他の点でギリシア文字とは違う働きを持っているにもかかわらず、主として母音用の文字を備えていることより、この文字の発達にギリシア文字が影響を及ぼしたと信じている。 == 概説 == メロエ文字は本質的にアルファベットであったが、子音の発音については、他の母音の表記がない場合は、母音として /a/ が含まれていることになっていた。単独子音は、子音記号の後に、母音 /e/(シュワー schwa)を続けることで表示された。つまり、二つの文字からなる me は、音節としての /me/ と、単独子音としての /m/ の両方を表している。他方、音節としての /ma/ は、一つの文字、つまり /a/ を含んだ m で表記され、/mi/ は m と i の二つの文字で表記された。その他の幾つかの音節は、特別な象形文字を有していた。この意味で、メロエ文字は、正しくは「半音節」文字であり、同じ頃にインドで起こった文字体系のアブギダと類似している。/n/ や /s/ などの幾つかの音節末子音は、しばしば省略された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メロエ文字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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