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『メン・イン・ブラック3』(''Men in Black III'', ''MIB3'', ''MIB3'')は2012年に公開されたアメリカ合衆国 / アラブ首長国連邦の3D SFコメディ映画。ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン出演、バリー・ソネンフェルド監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮。同年5月25日、前作『メン・イン・ブラック2』から10年ぶりの続編としてアメリカ、ロシア、イギリス、中国など世界101の地域で同時公開された。批評家から概ね高評価を受け〔、そして世界で6億2400万ドル以上を稼ぎ〔、インフレ調整前ではシリーズの中で最高の興行収入を記録した。 == ストーリー == 月面のルナマックス銀河系刑務所から、隻腕のボグロダイト星人・ボリスが脱獄した。ボリスは地球に降り立ち、嘗て片腕を失い逮捕される原因となったエージェントKを過去に遡って殺害するため、タイム・マシーンを持つ電気店経営の男と接触を図った。 一方、エージェントJとKの二人は地球の平和を守るため日々奔走していた。ある日、エイリアンが人間の内臓を食っているとの通報を受け、現場の中華料理店に向かう。エイリアンの経営する店の厨房でボリスの好物であった宇宙エビを発見、ボリスが脱獄したことを知る。突然、二人は店内でエイリアンの襲撃を受ける。激しい攻防の中、Kはボリスと再会を果たす。だがボリスは、「お前は過去で死ぬ」という言葉を残し姿を消すのだった。Kの態度が腑に落ちないJは本部に戻りデータベースで1969年に起こった出来事を調べ、「1969年7月16日、フロリダ州ケープ・カナベラルにてエージェントKがボリスを逮捕」「その際、ボグロダイト星人を殲滅する武器を入手した」という情報を得るものの、それ以上は機密扱いされていた。Kは逮捕時にボリスを殺さなかったことを悔やみながら自宅に帰るが、一切の痕跡を残さずに忽然と消える。 翌日、MIB本部に出勤したJはKのことを誰も覚えていないことに混乱する。他界したエージェントZに代わり着任したエージェントOとJは、ボリスの歴史改変により、Kが40年前に死亡したことになっていることに気付く。しかも、1969年にボグロダイト対策にKが備え付けたアークネットも失われ、ボグロダイトは地球侵攻を開始していた。Jは歴史を修正するため、電気店経営の男を訪ね、ボリスと同じ装置でKが殺される前日の1969年7月15日にタイムトラベルする。 ボリスを探してコニーアイランドを訪れたJは、そこで29歳のエージェントKに出会う。当初はまるで信用されなかったJであるが、やがてKからの信頼を得て、ともに手がかりを探すことに。ボウリング場、さらにアンディ・ウォーホルのスタジオ“The Factory”を訪れ、そこでアークネットと予知能力をもつ宇宙人・グリフィンと出会う。グリフィンの母星はボグロダイトに滅ぼされており、地球が同じ運命を辿らないよう警告される。JとKはシェイ・スタジアムでグリフィンからアークネットを手渡され、6時間後に発射されるアポロ11号に取り付けるよう指示を受ける。 ケープ・カナベラルに到着した3人は軍隊に拘束されるが、グリフィンの予知能力を垣間見た大佐によって解放される。JとKはロケット発射台で、それぞれ現在のボリスと1969年のボリスと格闘する。Kは1969年のボリスの片腕を凍らせた上で叩き割り、アークネットをロケットに取り付けることに成功する。アークネットは宇宙空間で展開され、現在のボリスはロケットのブースターで焼死。発射台から戻ってきたKを大佐が出迎えるが、1969年のボリスが突如現れ、大佐を射殺した。Kは即座に反撃、今度は逮捕せずに撃ち殺した。 やがて、車両から大佐の息子・ジェームズが父親を探して降りてくる。幼い彼がポケットから取り出した父親の形見の懐中時計を見たJは、このジェームスこそが自分だと気付く。大佐の死を知らせたくないKはニューラライザーでジェームスの記憶を消し、彼の父親は英雄だと伝える。 現在に戻ってきたJはKと食堂で会う。二人が席を立とうとすると、別席のグリフィンが、Kがチップを払わないと地球が大変なことになると観客に警告するが、Kがチップを置きに戻ってくると、地球に向かっていた小惑星が間一髪、軌道周回中の人工衛星に衝突。地球は無事救われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メン・イン・ブラック3」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Men in Black 3 」があります。 スポンサード リンク
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