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メンズーア : ミニ英和和英辞書
メンズーア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

メンズーア : ウィキペディア日本語版
メンズーア[ちょうおん]
学生決闘(がくせいけっとう)もしくはメンズーア(, あるいは , 計量・計測の意)とは、19世紀ドイツの大学で盛んに行われた学生同士の決闘行為オーストリアスイスにも、行われた記録がある。一般に表記上は決闘()とは区別する。
==概要==
決闘の方法は、二人の参加者が剣を持ち合い、フェンシングのようなスタイルで戦うというものである。当事者の片方に一定の負傷、流血が認められれば、決闘は終了となる。決闘の際には、審判を務める学生および医学の講師が立ち会う。決闘は規律に則って行われるが、あくまでも学生の通過儀礼あるいは喧嘩の延長のようなものだとみなされており、スポーツだと考えられることは少ない。また、体育の授業とは異なり、大学は医務室を開放するほかは積極的に関与していない。
メンズーアは、学生同士の口論や暴力を発端として開始された。誰かと決闘したい、または上級生から決闘を命じられているが自分から喧嘩を仕掛けるのが憚られる場合には、"(この馬鹿たれ小僧!)という合言葉を掛けることにより、申し込みをしたものとみなされた。1850年代になると、体力的に等しい者が平等に戦えるよう、学生団体同士で参加者を斡旋し合う制度が生まれてきた。また、大学によっては、あらかじめ複数の学生団体の幹部が協議を重ね、面識も反目の経験もない互いの構成員同士を決闘させる、一種の腕試しのようなことも行われた。
一人の学生が在学中にメンズーアを経験する回数は、少ない者では0回、多い者では30回から50回ほどである。なる人物は、在学中に100回もの学生決闘を成し遂げたことで歴史に名を遺している。メンズーアに参加するか否かは当事者の意思に委ねられたが、郷友会やサークルの上級生によって無理やり参加させられる例もあったという。特に郷友会は、新入生に対して最低でも1回はメンズーアを経験する義務を課しているところが多かった。カトリックの学生団や文芸サークルなど、決闘とは縁の薄い団体は、しばしば価値の劣る存在だとみなされた。学生時代に幾度もメンズーアを経験した者は、軍隊において優遇され、早期に昇進することができた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メンズーア」の詳細全文を読む




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