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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
メンドーサ・ライン(Mendoza Line)とは、メジャーリーグベースボールにおいて野手の低打率を示す表現であり、具体的には打率.200を基準とする。打率.200を下回った時に「メンドーサ・ラインを下回った(below the Mendoza Line)と表現される〔Shaw on MLB: Below the Mendoza Line 〕。 1970年代から1980年代にかけてパイレーツやマリナーズなどでプレーしたマリオ・メンドーサ遊撃手の打率が例年.200前後だったことに由来する(ただしメンドーサの通算打率は.215である)。 == 概要 == 長らく、1979年にカンザスシティ・ロイヤルズの主砲ジョージ・ブレットがESPNの記者に対して「新聞を開いたら真っ先に(打率ランキングで)誰がメンドーサ・ラインの下にいるのかをチェックしている」と語ったのが発祥とされてきた。これをきっかけに、ESPNの看板番組「スポーツセンター」でメンドーサ・ラインという表現が頻繁に用いられるようになり、ファンの間にも定着していった〔Branded for life with 'The Mendoza Line' 〕。 実際には、ブレットよりも先に、メンドーサのチームメイトだったトム・パチョレック(Tom Paciorek)とブルース・ボクテ(Bruce Bochte)がメンドーサをからかうためのジョークとして「メンドーサ・ライン」を使ったのが始まりである。彼らが春先のスランプに苦しんでいたブレットに「気をつけないと打率がメンドーサ・ラインに届かないぜ」と声をかけ、それからブレットもメンドーサ・ラインという言葉を使い始めた 1980年代以降、遊撃手や捕手にも打力が要求される時代となり、レギュラー野手がメンドーサ・ラインを下回るケースは減った。近年ではにルーベン・リベラが打率.195を記録して以来、にカルロス・ペーニャ、マーク・レイノルズが1割台を記録するまで、400打数以上で.200を下回った選手は1人もいなかった。しかし、打数が少ない春先などは大物選手であっても低打率であることが珍しくなく、メンドーサ・ラインは一定の目安として度々言及される〔Slumping Alex Rodriguez nears Mendoza Line for struggling Yankees 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メンドーサ・ライン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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