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メータースタンプ : ミニ英和和英辞書
メータースタンプ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

メータースタンプ : ウィキペディア日本語版
メータースタンプ[ちょうおん]

メータースタンプ()は、郵便物の差し出し等において、郵便切手の貼り付けに代えて(通常は郵便物に)専用の機械(postal franking machine。日本では郵便料金計器)により料金額を表示し、料金納付の取り扱いをする万国郵便連合共通の制度で用いられる印影をいう。
日本でこの制度は、料金計器別納といい、内国・国際郵便ともに通用する。「メータースタンプ」は切手収集家の呼び方で、郵便局では証紙と呼ぶ。
ラベルに印刷されて切手と同様に貼られている場合と、官製はがきのように郵便物に直接印刷されているものがある。また、切手と同様に、郵便に関し支払うべき諸料金、たとえば受取人払・着払の料金、私設差出箱の取集料、交換手数料等を、その額の印影を紙片に表示し、提出して納付することも認められている。
郵便局において、窓口に配備された端末機器および現金を入れる自動証紙発行機で発行・貼付される、料額を印字した紙片(料金証紙)と、一般の需要家(使用を法人・官署に限るような定めはない)が、郵便事業者(日本においては日本郵便株式会社。)に指定された郵便料金計器を購入して集配郵便局長または指定した郵便局長から承認を受け、自ら印字するものがある。後者の場合の料金等の支払方法には、予納と、料金後納と同様の後納がある。

== 概要 ==
世界の郵便制度において、差出人の前納(郵便切手の購入)により、それを郵便物に貼り付けて差し出すこととする郵便切手の制度から、さらなる利便を増進するものとして、「差出人(需要家)があらかじめ郵便料金を払い込んで機械に登録させ、払込金の残高内で差し出しの度にその料金を印字し、切手の貼り付けに代える制度」が構想され、1920年に万国郵便連合の共通制度として採用された。
日本(かつての海外領土を別とする)においての導入はそれにかなり後れた1950年、東京郵便局(当時)に外国郵便(現・国際郵便)の郵便窓口における料金収受のためのものとして配備されたのが初めである。需要家が自ら料金を印字する制度は、さらに後れ、1953年から計器の認可・発売が始まった。また同年に窓口配備計器を含む内国郵便料金収受への使用が開始された。その後、全国の大きな普通郵便局に配備が広がり、2005年現在、ほとんどの郵便局に郵便料金計器が配備されている。
郵便局の料金証紙や需要家の印影表示により差し出される郵便物は、日本郵便の内国郵便約款により料金計器別納の郵便物として取り扱われる。メータースタンプと料金計器別納については、万国郵便連合「通常郵便に関する施行規則」および日本郵便「内国郵便約款」ならびに郵便料金計器の指定の取り決めで詳しく規定されている。
郵便局名・郵便料金・差し出し日のほか、「速達」「簡易書留」等が印字される。後日差し出す場合は、その日付で印字することもできるが、その日より前に差し出すことはできない。印字されている日に差し出しできなかった場合、翌日に差し出す方法がある。
日本では、インクは赤色のほか、広告のフルカラー表示もある。日付の形式は、外国郵便用の消印と同様に、日、月、年の順のものがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メータースタンプ」の詳細全文を読む




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