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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
メーヴェとはアニメーション映画および漫画『風の谷のナウシカ』に登場する架空の飛行用装置。メーヴェ (Möwe) はドイツ語で「カモメ」を意味する。 == 設定 == 作品中では主人公・ナウシカが用いる飛行具として登場する。メーヴェはかつて存在した工業大国エフタルで用いられた一人または二人用の軽量飛行装置で、一般的に用いられていた移動手段である。ナウシカの時代においては、「風使い」の重要な乗り物となる。 エンジンを備えているが、風の流れなどを利用して滑空する方法が基本で、その推進力は上昇や高速飛行時のみに使われる。そのため、特性はモーターパラグライダーに近い。劇中では「凧」とも表現されており、ナウシカは「ガンシップは風を斬り裂くけど、メーヴェは風にのるのだもの」と述べている。 風の谷以外の辺境諸国でも使用しているかどうかは語られておらず、作中にもエンジンつきのものはナウシカが使用する1機しか登場しないが、原作でチヤルカがメーヴェのことを「エフタルの民が使う凧」と語っており、ナウシカ自身も「わたしの国では珍しくないものよ」と説明している。ただしユパがエフタル王国末期の内戦を語る場面では、一人乗りの武装メーヴェによる空戦が描かれている。 作品で確認できる限り、風の谷のメーヴェの大きさは全幅約5m、全長約1m、全高約1mほど。色は白。機体中央の上面に操縦者がつかまるための逆U字型の手すりが2つ付いており、漫画版では「操縦把」と呼ばれている。乗るときは操縦把を持っての立ち乗りか、操縦把の根元付近を握り、間に架かっているベルトを胸のあたりに当て、体を水平に保つ。劇中では操縦把が折れた際、一時的にベルトで代用していたことがあるが、操縦に大きな影響はなかったようである。左右の翼後縁にはエルロン・フラップのような可動翼をそなえている。翼は折り畳み可能で、貨物艇バージの翼の中に収納することができる。ロマンアルバム「風の谷のナウシカ」に掲載されているラフスケッチには重さ12kgと書かれており、人間の手で持ち上げることができる。劇中で、蟲達を静めるために光球(ひかりだま)という閃光弾の一種を散布する事ができ、後部にはライフルと「風使いの杖」を収納する場所がある。機体の中央上面にはエンジンへのアクセスハッチ、下面には着陸脚が二本と、急速上昇用の噴射口が二か所ある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メーヴェ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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