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モエジマシダ
モエジマシダ ''Pteris vittata'' は、日なたに生えるシダ植物の一つ。石垣などに見られる。 == 特徴 == 常緑性の草本〔以下、主として岩槻編著(1992),p.133〕。地下茎は短く斜めに立ち、葉を密につける。茎の鱗片は淡褐色で長さ5mm、幅は狭い。 葉柄は長さ20cm以下で、基部には鱗片を密につけて藁色から淡褐色になる。葉身は単羽状複葉で、頂羽片がはっきりと発達する。束右辺は先端に近いところのものが最も長く、葉身全体としては倒披針形。葉身の長さは10-80cm。羽辺は20対以上になり、線形でほぼ直線的、長さ6-15cm、幅は8-12mm、胞子嚢のない縁にはわずかに鋸歯が出ることがある。頂羽片は特に大きく、長さ20cm、幅10mmに達する。中軸は表面でややくぼみ、鱗片が付く。胞子嚢群は葉の縁沿いに長く付く。包膜の色は薄い。 和名の由来は鹿児島県桜島の北東にある燃島(新島)にちなむ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モエジマシダ」の詳細全文を読む
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