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モエビ : ウィキペディア日本語版
モエビ

モエビ(藻海老、学名 ' )は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。西日本からパキスタンまでのインド太平洋沿岸に広く分布し、食用にもなる。
ただし、方言呼称での「モエビ」は本種も含む小型エビ類を指す総称として用いられることが多い。また、本種とは別系統のモエビ科 Hippolytidae という分類群もあるので注意を要する。
石川県石崎では夏が多獲期であることから「ナツエビ」という。〔本尾洋 『日本海の幸―エビとカニ―』 あしがら印刷出版部、1999年、8頁。〕
)は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。西日本からパキスタンまでのインド太平洋沿岸に広く分布し、食用にもなる。
ただし、方言呼称での「モエビ」は本種も含む小型エビ類を指す総称として用いられることが多い。また、本種とは別系統のモエビ科 Hippolytidae という分類群もあるので注意を要する。
石川県石崎では夏が多獲期であることから「ナツエビ」という。〔本尾洋 『日本海の幸―エビとカニ―』 あしがら印刷出版部、1999年、8頁。〕

==特徴==
成体の体長は100-130mmほどで、同属のシバエビヨシエビより小さい。額角は水平に前方に伸び、上縁だけに6-8個の鋸歯がある。甲は薄くて柔らかく、細毛が密生したくぼみが各所に散在する。新鮮な個体は淡黄色-淡青緑色で、尾肢が色に縁取られる。英名"Green tail prawn"(緑色の尾をしたエビ)はここに由来する〔三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』1982年 保育社 ISBN 4586300620〕〔林健一『日本産エビ類の分類と生態 I 根鰓亜目』1992年 生物研究社 ISBN 4915342077〕。
パキスタンから東南アジアを経て西日本まで、インド洋と西太平洋熱帯温帯海域に広く分布する。日本での分布域は、日本海側が七尾湾以南、太平洋側が東京湾以南とされている。温帯域では個体数が少ないが熱帯域では個体数が多く、重要な水産資源にもなっている〔〔。
水深20mほどまでの、内湾や汽水域の砂泥底に生息する。和名通りアマモなどの藻場にも多い〔〔。昼は砂泥に浅く潜り、夜になると動きだす。クルマエビ科の中でも特に浅い海に生息し、夜に内湾の波打ち際や河口域で姿を見ることもある。
産卵期は7-9月だが、寿命や生態など詳しいことはよくわかっていない。ただ量的にはクルマエビよりはるかに多く、その点でも水産上重要視されている。旬は漁獲の多い盛夏の頃。煮付けや寿司だねに用いる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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