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モクソニジン : ウィキペディア日本語版
モクソニジン

モクソニジン(Moxonidine)は、初期から中期の本態性高血圧の治療への使用が認可された中枢作用性の高血圧治療薬である。チアジド交感神経β受容体遮断薬ACE阻害薬カルシウム拮抗剤が使えなかったり効果がなかったりした時に使われる。さらに、血圧の低減とは無関係なインスリン抵抗性の数値にも良い効果をもたらすことが示されている。ソルベーによって、Physiotensの商標名で製造されている。
==作用機構==
モクソニジンは、I1型のイミダゾリン受容体の選択的アゴニストである。この型の受容体は、延髄の吻側腹外側と腹内側の両方の領域で見られる。そのためモクソニジンは、交感神経系活動の低下を生じさせ、血圧の低下を引き起こす。
他の中枢作用性高血圧治療薬と比べると、モクソニジンはα2-受容体と比べたI1-受容体へのアフィニティが大きい。対照的に、クロニジンは両方の受容体に同程度のアフィニティで結合する。
さらに、モクソニジンはナトリウムの排出も促進してインスリン抵抗性と糖耐能を改善し、腎臓障害や心臓肥大等の高血圧によるダメージから器官を保護する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モクソニジン」の詳細全文を読む




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