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モシ族 ( リダイレクト:モシ人 ) : ウィキペディア日本語版
モシ人[もしじん]

モシ人Mossi)は、アフリカ民族。自称は単数形がmoaaga、複数形がmooseである。ブルキナファソを中心とした西アフリカサバンナ地帯に居住する。
== 歴史 ==
モシ人の神話によれば、モシの王家は現在のガーナ北部にいるダゴンバ人の姫とマンデ人の狩人の間に生まれた、ウエドラオゴという名の王が始祖だという。
史実では、15世紀中頃〔現地の伝説では1120年という説をとっている。〕にを都とするこの地域にが勃興し、強力な騎馬軍によって、当時全盛期にあったマリ帝国ソンガイ王国からも独立を保っていた。しばらくしてワヒグヤ(、ワイグヤ)を都とする北部モシ、ワガドゥグーを都とする中部モシが、を都とする南部モシから独立して三国に分かれ、19世紀までそれぞれ独立を保った。
19世紀後半になるとフランスがこの地域に勢力を伸ばし(フランス領スーダン:en:Senegambia and Niger:en:Upper Senegal and Niger)、1919年にが成立したが、モシ諸国はよく組織された国家を持っていたため、フランスはこの地域に間接統治を取り入れ、各王国を利用して植民地支配を進めていったため、王の権力は残った。
オートボルタ共和国1960年に独立すると、モシ人はオートボルタの多数派民族となったが、ブルキナファソとなっても同国内においてはさほど特定民族への富や権力の集中が起こっておらず、国内においてモシ人と他民族との軋轢は起こっていない。
1985年Christmas Warでは、マリ共和国ブルキナファソが交戦した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モシ人」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mossi people 」があります。




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