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MOSS(モス)は、岩手県盛岡市にある、映画館を併設したショッピングセンターである。Morioka Oodori Shopping & Screenの略称である。 建物は「モスビル」と呼ばれる。 本項では、かつて当地に存在したダイエー盛岡店についても記述する。 == 概要 == 1973年(昭和48年)5月に盛岡大通商店街の一角に開業し、盛岡市の中心商店街大通・菜園の共同セールを行うなど地元と協調して集客の核として機能してきたダイエー盛岡店が〔、郊外に進出した大型店との競合で売上が低迷していたため〔、ダイエーの経営悪化に伴う経営再建策として行われた不採算店閉鎖の一環として〔2005年(平成17年)11月27日に閉店した。 店舗の所有者だった岩手自動車販売は店舗閉鎖の決定直後から閉店後も店舗のビルを活用して地元の集客の核となる店舗を後継として招致することを目指して〔2005年(平成17年)11月に新商業施設の計画を発表してテナントの公募と出店の調整を進め、盛岡市も子育て支援施設を入居させる計画を立てていたが〔、ビルの老朽化が進んでいて耐震性の確保に多額の補修費が掛かることが判明したとして2006年(平成18年)3月15日に店舗跡地の解体と旧店舗の南側に隣接していた駐車場に新たな商業施設を建設する構想を発表した〔。 岩手自動車販売と中央住宅産業が店舗跡地と〔その南側の駐車場跡地に〔店舗と駐車場の入るビルを新築して2006年(平成18年)12月9日にMOSSとして開業した〔。 MOSSは盛岡大通商店街の一角にあり〔、「ショッピング&スクリーン」と名付けられている通り、テナントには食品売り場を担う食品スーパーや書店、カフェといった商業施設だけでなく映画館も入居している〔ほか、敷地内にイベントなどが実施できる広場的なスペースがある。 ロゴデザインは、同県出身のグラフィックデザイナーである小島良平が担当した〔。また、建物のデザインや周辺の整備は町並に調和するように配慮。周辺には遊歩道や休憩スペース、モニュメントがつくられており、中心市街地活性化にも貢献することが期待されている。 キャッチコピーは盛岡市出身のコピーライター阿部伸樹による「なかなかのまちなか」〔MOSS公式サイト > モスとは 2012年6月28日閲覧。〕。 2009年(平成21年)10月にMOSSとJR盛岡駅の間に日用雑貨や衣類、食料品、産直施設が入るクロステラスが開業したため、同年12月5日から当店に近い百貨店の当施設とクロステラス、川徳の3店共同スタンプラリーを実施するなど共同での販売促進企画を始めている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MOSS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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