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モット・アンド・ベーリー(英語 : Motte-and-bailey)とは、ヨーロッパにおける築城形式の1種で、10〜12世紀のフランス、イギリス等で多く建築された。 12世紀以降は、10世紀に登場した石造りの城に置き代わっていった〔Nicholson, p.78; Kaufmann and Kaufmann, p.109.〕。 モットは小山で、ベーリーは外壁を意味する。 現在でもイギリスでは、モットの跡である小山を各所で見ることができる。 ==名称について== モット・アンド・ベーリーという語は、比較的近代に作られた語である〔Besteman, p.212.〕。 Motte(モット)は、フランス方言のラテン語「mota」から来た言葉で、最初は芝という意味であったが、 芝の土塁を指すようになり、12世紀頃には城の設計を指すようになった〔King (1991), p.38.〕 。 bailey(ベーリー)は、「低い庭」を意味するノルマン語の「baille」もしくは「basse-cour」から来ている〔Lepage, p.34.〕。 中世の資料によると、これらのベーリーと城の複合体を指す語として、ラテン語の「castellum」が使用されていた〔Pounds, p.22.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モット・アンド・ベーリー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Motte-and-bailey castle 」があります。 スポンサード リンク
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