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モトヨセヒゲムシ : ウィキペディア日本語版
モトヨセヒゲムシ

モトヨセヒゲムシ(シヌラ) ''Synura'' は黄金色藻類の1属。複数細胞が放射状に並んだ群体を作り、外に向いた鞭毛で遊泳する。
== 特徴 ==
多いものでは数十個程度までの細胞が放射状に集まった群体を作る〔以下、記載は主として水野・高橋(1991),p.455〕。群体の形は球形だが時に楕円形になる。細胞はゼラチン質などに覆われない。
個々の細胞は球形から楕円形で、後端はやや伸びている。この後端部で互いに付着し、群体を構成している。細胞の前端には2本の鞭毛があり、これらはほぼ同じ長さであるが、1本は鞭型、1本は羽型である。細胞内には側壁に沿う形の葉緑体を1ないし2持つ。また、眼点を持つものがある。細胞表面は珪酸質の鱗片が一面に並んだ被殻がある〔水野・高橋(1991),p.446〕。鱗片には短い角状突起を持つものや長い針を持つものがある。鱗片は前端で大きく、後端のものほど小さくなり、構造も不明瞭になる。
学名はギリシャ語の syn(一緒に)とオランダ語の ura(尾)からなる〔井上(2006),p.46〕。和名は水野(1964)が ''S. uvella'' の和名として頭記の名を用い、科名、属名もこれを採用している。他方、月井(2010)など学名仮名読みのシヌラを使っている例もあるが、上記和名に関してはブレがない。ただし、種の和名を上記の種に当てるべきかどうかは不明である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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