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モノベンゾン : ウィキペディア日本語版
モノベンゾン

モノベンゾン(Monobenzone)とは、尋常性白斑患者等の皮膚の脱色治療に用いる医薬品として使われる化合物である〔"MONOBENZONE - TOPICAL" MedicineNet.com(英語ページ、2009年1月15日閲覧)〕。

==概要==
モノベンゾンはヒドロキノンモノベンジルエーテルである。
医薬品としてはモノベンゾンクリームとして販売されており、皮膚に塗布して使用すると色素がぬけて白くなる。
尋常性白斑患者の皮膚は、病気により脱色した部位と正常部位がまだらに混在するのが一般的であるが、白くならずに残った皮膚を脱色して皮膚の色を統一する治療に用いられる。
薬理作用はメラニン形成細胞からのメラニンの排出を減少させることであり、メラニン形成細胞を破壊し不可逆的な脱色を起こす。
美白剤として用いられているハイドロキノンとモノベンゾンは、交差感作性が報告されているため、併用は厳禁である。
なお、モノベンゾンの作用機序から、肝機能に障害がある患者への使用はできない。
マイケル・ジャクソンも尋常性白斑を患っていたため、正常皮膚部をこの薬で脱色したとされている。
参照:マイケル・ジャクソンの外観


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モノベンゾン」の詳細全文を読む




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