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モハメド・ブアジジ(ムハンマド・ブアジジとも。正式名:ターリク・アッ=タイイブ・ムハンマド・ベン・ブアジージー、、、1984年3月29日 - 2011年1月4日)はチュニジアの露天商。 == 生涯 == 1984年3月29日、モハメド・ブアジジはチュニジアのシディブージドで生まれた〔。地元ではバスブーサ(Basboosa)というニックネームで知られていた。彼の父はリビアで働く建設労働者であったが、ブアジジが3歳のときに心臓発作で亡くなってしまった。 モハメドは6人の兄弟姉妹と共にシディサラーという村の教室が一つしかない学校で教育を受けた。当初複数のメディアがモハメドは大学を卒業していると報道したが、後に彼の姉のサミア・ブアジジは、彼は高校すら卒業していないと証言している。 父の死後、モハメドの母は父の兄弟(ブアジジの叔父)と結婚(レビラト婚)したが〔、この叔父は健康問題を抱え定期的に働くことが出来なかったため、モハメドは10歳のときから様々な仕事をし〔、10代後半にはフルタイムで働くために学校を辞めた〔。 モハメドは政治腐敗によって荒廃した田舎町、シディ・ブージドの中心街から徒歩20分ほどのしっくい造りの家に住んでおり、30%に達する高い失業率に悩まされていた一人であった〔。彼の母親によると、モハメドは一度は軍に入隊することも考えたが、入隊許可がおりず、続けて試みた幾つかの仕事も公的許可が出ないなどの理由で上手くいかないことが続いていたが〔、それでもモハメドは母親、病気がちの叔父、さらに大学に入学した妹を含む年少の姉妹兄弟の面倒をみるために様々な努力をしていた〔〔。妹のサミアによると、モハメドは露天商の仕事で金を貯めてバンを買う事を目標にしていたという〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モハメド・ブアジジ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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