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モフアムシクイ属(モフアむしくいぞく、学名 )は、鳥類スズメ目の属である。 「モフア」はマオリ語でキイロモフアムシクイを表す言葉 から来ている。狭義のムシクイ、つまりウグイス上科メボソムシクイ科メボソムシクイ属(ムシクイ属) とは特に近縁ではない。 ニュージーランド固有属。 ==系統と分類== ニュージーランドムシクイ属 (ニュージーランドムシクイのみ)と近縁と思われる。これをモフアムシクイ属に含める説もある。 モフアムシクイ属(もしくはモフアムシクイ属+ニュージーランドムシクイ属)の位置付けには諸説あり、モズヒタキ科 、トゲハシムシクイ科 などさまざまな科に分類されてきた。 Norman ''et al''. 2009によれば、カラス上科の中で基底付近に位置する。ただし国際鳥類学会議 (IOC)〔IOC World Bird List 2.4: Lyrebirds by Frank Gill, David Donsker and the IOC team〕はこれを受けニュージーランドムシクイ属と共に1科をなすようだとしながらも、科未定 とするに留めた。Norman ''et al''. はカラス上科の全ての属は解析していないため、未解析の他の属と同じ科になる可能性があり、その場合、科の名称はモフアムシクイ科 とはならないかもしれない。 という科名は正式に提唱されたことはないようである。しかし、Zachary Aidala ''et al''.により、Journal of Ornithologyに2013年6月付で、この属の種に対して、新科Mohouidaeを適用すべきとする論文が掲載された。この論文のための調査では、ニュージーランド固有のスズメ目とオーストララシアの狭義のカラス上科の系統を代表する種の、核とミトコンドリアの配列のデータをもとに、ベイズ推定を用いて系統の分析を行った。結果はモフアムシクイ属の3種(ニュージーランドムシクイも含む)は単系統を成し、モフアムシクイ科に帰属させることを提案している。〔http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10336-013-0978-8 Phylogenetic relationships of the genus Mohoua, endemic hosts of New Zealand’s obligate brood parasitic Long-tailed Cuckoo (Eudynamys taitensis)〕 Sibley分類では、カラス科フエドリ亜科モフアムシクイ族 の唯一の属だった。フエドリ亜科には他に、現在のモズヒタキ科とオーストラリアゴジュウカラ科が含まれていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モフアムシクイ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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