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『モモちゃんとアカネちゃんの本』(モモちゃんとアカネちゃんのほん)は、松谷みよ子による日本の児童文学作品。オリジナルは講談社から発行されている。 本記事ではシリーズ全6巻を便宜上「オリジナルシリーズ」、表題作を記述すると冗長な場合は1巻、2巻…と記す。また『ちいさいモモちゃんのえほん』など他の関連書籍についても解説する。 == 概要 == 両親と幼い女の子(モモちゃん)の一家に、擬人化された食べ物や動物がさりげなくやってくるファンタジー作品で、『龍の子太郎』『オバケちゃん』『怪談レストラン』と並ぶ、松谷の代表作。 登場する家族4人は松谷の家庭がモデルで、話を作るきっかけも当時4歳の長女(モモちゃんのモデル)に「自分が赤ちゃんだった頃の話をして」とせがまれた事による。オリジナルシリーズの構成・デザインは元夫の瀬川拓男(パパのモデル)。細かいエピソードや言及の中にも、実在した小さな出来事がオマージュとされているものが多数ある。 松谷の所属していた童話執筆サークル、びわの実会代表の坪田譲治は「この作品を手放してはいけない。ずっと書きなさい」とアドバイスしてくれたという。 シリーズが続くにつれ離婚という大きな伏線を通して、「ママ」を中心とする家族の苦悩も描かれる。太平洋戦争下の惨禍を体感した世代ゆえか、反戦メッセージを感じる話も何本かある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モモちゃんとアカネちゃんの本」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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