|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 民 : [たみ] 【名詞】 1. nation 2. people ・ 民主 : [みんしゅ] 【名詞】 1. democratic 2. the head of the nation ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god ・ 共 : [ども] 1. (suf) indicates plural - humble referring to oneself, disdainful referring to others ・ 共和 : [きょうわ] 【名詞】 1. republicanism 2. cooperation ・ 共和国 : [きょうわこく] 【名詞】 1. republic 2. commonwealth ・ 和 : [わ] 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country
モルダヴィア民主共和国(ルーマニア語:''Republica Democratică Moldovenească'')、モルダヴィア共和国は1917年12月15日(旧暦12月5日)に独立を宣言した国家。現在のモルドバ共和国の領域に存在した国。2月革命によってロシア帝国の政治的な力が弱まった1917年10月から11月に選挙されたベッサラビアのスファトゥル・ツァーリー(Sfatul Ţării、国家議会)によって独立が宣言された。 スファトゥル・ツァーリーは立法府の本体で、モルダヴィアの政府であった長官会議は、独立宣言の後に大臣会議に改名された。 == 歴史 == 1917年にペトログラードで2月革命がおきると、ベッサラビア県の知事は辞任し、ベッサラビアの暫定政府政治委員に指名され、グベールニアゼムストヴォ(Gubernial Zemstvo)の長となったコンスタンティン・ミミと彼の副官であったウラジミール・クリスト(Vladimir Criste)に法的権力を渡した。全ての旧ロシア帝国の県で同じような手続きがとられた。皇帝派政府の長官は法的権力を州や県のゼムストヴォ長官に譲渡し、それぞれ州政治委員、県政治委員と呼ばれた〔Ion Nistor, p. 279〕 。 1917年10月に開催された農民議会は新しい政治委員に対する投票でミミを外しイオン・インキュレット(Ion C. Inculeţ )に投票した。この動きはアレクサンドル・ケレンスキーの計画したもので、彼がペトログラード大学準教授のインキュレットをベッサラビアを保持するために送り込んでいた。法的権力がなかった農民議会はすぐに、投票し、ケレンスキーは正式にミミからインキュレットに政治委員を置き換えた。インキュレットがキシナウに着いた時、反抗する貴族が静まっていることを知り、このためウラジミール・クリストが副政治委員の地位を持つことに合意した。モルダヴィア民主共和国が宣言される時に、クリストは辞任し、インキュレットに法的権限を与えた〔。 ベッサラビアのスファトゥル・ターリ(国家議会)は1917年10月から11月に選挙され、1917年12月から活動を始めた。国会はモルダヴィア民主共和国をロシア民主連邦共和国の加盟国として宣言を行った。 ボルシェビキの1918年の1月18日(1月5日)から1月25日(1月12日)にかけてのウクライナ方面での占領失敗と、これによって起きたウクライナの独立宣言による刺激はベッサラビアを事実上ロシアの枠組みからはずしていった。スファトゥル・ツァーリーはモルダヴィア民主共和国の独立を1918年2月6日(旧暦1月24日)に宣言した。 ドイツ帝国とルーマニア王国、ウクライナ人民共和国、ボルシェビキ・ロシアによる分離講和合意の調印の後、国民はルーマニアとの連合を強く望むようになった。これに促され、1918年4月9日、スファトゥル・ツァーリーはルーマニアとの連合の票決を行い86人の賛成、3人の反対、36人の棄権で連合を行うことが決定された。地方自治、ベッサラビア議会の継続、地方議会と行政体としての権限を条件にルーマニアと交渉を行い、スファトゥル・ツァーリーは法的にモルドヴィア民主共和国を終焉させ、ベッサラビアとルーマニア王国の連合を宣言した。 この連合はパリ条約で承認された。反対票を投じた3人のうちArcadie Osmolovschiはソ連に移住し、Ştefan Balmezは地方政治家として成功、Mihail Starenkiは彼の教職を続けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モルダヴィア民主共和国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|