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モルヌ・トロワ・ピトン国立公園は、カリブ海・小アンティル諸島に浮かぶ島国、ドミニカ国の首都ロゾーにある国立公園である。1997年にドミニカ国で最初に世界遺産リストに登録された。かつてはモゥーン・トワ・ピトン国立公園と表記する文献もあった〔日本ユネスコ協会連盟『世界遺産年報2004』平凡社〕。 イギリス領だったドミニカ島は1978年にドミニカ国として独立したが、モルヌ・トロワ・ピトン国立公園はそれも早い1975年に国立公園に指定されている。 モルヌ・トロワ・ピトン国立公園はドミニカ島の南部にあるトロワ・ピトン山〔"Morne"は中南米の山を表すフランス語。"Trois Pitons" は「3つの尖端」。〕を中心とした熱帯雨林の火山地帯からなり、総面積は約70km²にも及ぶ。この国立公園内には、標高1,342mのトロワ・ピトン山を含めた5つの火山がある〔。火山特有の荒涼地の中に、約50近くの噴気孔と温泉湖があり〔、熱帯雨林や透明度が高く神秘的な湖など、豊かな自然が残っている。ハチドリやアマツバメ、ハト、オウム目(アマゾニア・インペリスとレッド・ネックトの2種類のオウムは保護条令があるにもかかわらず絶滅の危険性がある)など175種の鳥類、そして世界最大のカブトムシであるヘラクレスオオカブトムシや、ナナフシなどの昆虫も数多く生息している。 == 登録基準 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モルヌ・トロワ・ピトン国立公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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