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モルペウス()はギリシア神話に登場する夢の神。モルペウスとはギリシャ語の morphe からきており、「形作るもの」という意味を持つ。 彼の父ヒュプノスは眠りの神である。夜の神ニュクスは彼の母であり祖母である。 ==オネイロイ== ヒュプノスの息子たち、夢の支配者オネイロス(Oneiroi; 「夢」の複数形)には、ポベートール(Phobetor〔なお phobetor とは本来「怖れさせるもの」の意で、「怖れ」を意味する phobos (大文字で Phobos とすれば恐怖の神ポボスをも指す)の同系語。 phobos は英語などで「恐怖症」を意味する phobia の語源でもある。〕、別名イケロス Ikelos/Icelus)やパンタソス(Phantasos〔 「ファンタジー」 < ギリシア語: phantasia、 「亡霊、幻影」 < ギリシア語: phantasma などと同系の言葉。〕)がいる。 彼らヒュプノスの息子たちは、ともに夢に関する分野を司る。 *モルペウスは夢や空想に人間のイメージを送り、夢を形作ったり、夢に宿るものたちに形を与えたりする。 *ポベートールは悪夢を生み出す。 *パンタソスはややこしい非現実的な夢を生み出す。 オウィディウスによれば、モルペウスは人間の夢に、彼の兄弟のポベトールとパンタソスはそれぞれ動物と無生物に、働きかけるという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モルペウス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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