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モロ反射(モロはんしゃ、モロー反射、)とは、脳幹レベルでの反射の1つであり、乳児に見られる正常反射(原始反射)の1つである。出生直後より出現し、通常は生後4ヶ月頃には消失する。モロ反射の消失によって、頚定(首が据わること)や首の運動が可能となるとされる。脳の障害により消失が遅れることがあり、逆に本来あって良いはずの時機に反射の減弱があると、核黄疸などの障害が疑われる。また、左右差が存在する場合も分娩麻痺などが疑われる。 オーストリアの小児科医エルンスト・モロー(Ernst Moro、1874年 - 1951年)によって発見された。 ==反射の概要== *児の頭部を30度ほど持ち上げた後、急に支えをはずし、頭を落下させる *腕を外転・伸展させ指を広げる(第1相) *内転・屈曲させ抱きつくような動きを見せる(第2相) このような動きは、母体などから落下しそうになった時、近くにあるものにつかまる事で、落下の危険を回避するという利点があると考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モロ反射」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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