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エスクード(Escudo)は、スズキが製造・販売するSUVである。 1988年(昭和63年)に登場し、ライトクロカンという、その後のクロスオーバーSUVの源流のひとつとなったジャンルを築きあげた車である。 車名は昔のスペインと、その植民地、(スペイン語圏の中南米諸国)で使用されていた通貨単位の「エスクード」に由来し、古のスペイン金貨と、大航海時代の男のロマン、冒険心などを重ねてイメージして命名された。 == 概要 == 本格4輪駆動車としての機能を持ちながら、省燃費で、街乗りや高速道路での走行性能も高めた乗用車としても使えるSUVの先駆けである。開発コンセプトは「クロスカントリーセダン」。 このクラスのSUVは普段使いの乗用車(生活四駆)として使われることが多いが、初代エスクードは従来の4輪駆動車と同等の、強固なラダーフレームを採用して登場した。これは、オープンモデルを含めた車体設計のしやすさと、堅牢性、悪路走破性を満たすためである。4輪駆動システムもパートタイム式で、2速の副変速機を備えるなど、シャシに相応しいものとなっていた。 2005年(平成17年)、フルモデルチェンジされた3代目ではセパレートフレーム構造を止め、モノコックボディーに頑丈なラダーフレームを溶接して一体化させた、「ラダーフレームビルトインモノコックボディ構造」となっている。 そのため、セパレートフレームの従来型に比べて車体剛性が格段に向上し、同時に、乗り心地や快適性も更に改善された。 カナダではゼネラルモーターズとのジョイントによるCAMIオートモーティブで、また、スペインではサンタナ・モトールで生産される世界戦略車でもある。 車名も国により様々で、初代がサイドキック(Sidekick:北米)、ビターラ(Vitara:欧州)、2代目は4気筒モデルがビターラ、V6・ロングモデルがグランドビターラ(Grand Vitara)、3代目はグランドビターラ、4代目はビターラの名称で販売されている。 また、ゼネラルモーターズとの提携の一環で、以前は北米市場で、「ジオ」、「アスナ」、「シボレー」、「ポンティアック」、「GMC」などを通じてOEM供給された。 高級車やサイズの大きな車を生産していなかったスズキにとって、2007年(平成19年)にランディ(日産・セレナのOEM車種)が登場するまでは日本国内における事実上のフラッグシップモデルという位置付けにあった。2009年(平成21年)10月に登場した自社開発のDセグメントクラスの高級セダンであるキザシがそのポジションを担っていたが、国内での販売終了のため、現在国内市場では再びエスクードがフラグシップモデルとして返り咲いた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スズキ・エスクード」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Suzuki Escudo 」があります。 スポンサード リンク
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