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モンテルカスト
モンテルカスト(Montelukast)は、ロイコトリエン阻害薬(LTRA)であり、主に気管支喘息、季節性アレルギー疾患の諸症状の治療に用いられる〔Lipkowitz, Myron A. and Navarra, Tova (2001) ''The Encyclopedia of Allergies'' (2nd ed.) Facts on File, New York, p. 178, ISBN 0-8160-4404-X〕〔"Asthma / Allergy " . Mascothealth.com. Retrieved 9 April 2011.〕。錠剤、チュアブル錠(噛み砕いて良い錠剤)、細粒の3製剤が有り、1日1回の経口投与で用いられる〔Montelukast article on Medline Plus http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/druginfo/meds/a600014.html "Montelukast comes as a tablet, a chewable tablet, and granules to take by mouth. Montelukast is usually taken once a day with or without food."〕。日本では商品名シングレア(MSD)、キプレス(杏林製薬)の2ブランドで販売。 == 作用機序 == モンテルカストは肺及び気管支に発現しているシステイニルロイコトリエン受容体1(CysLT1)を阻害し、ロイコトリエンD4(及びC4、E4)の働きを妨げ、気管支収縮を抑制するとともに抗炎症作用を示す。この機序の為、急性の喘息発作には無効である。又、テオフィリン等の他の喘息治療薬とは相互作用しない。 類薬にザフィルルカスト(Zafirlukast)、プランルカスト(Pranlukast)がある。ジレウトン(Zileuton)はエイコサノイド合成経路中の5-リポキシゲナーゼを阻害してロイコトリエン生合成を阻止する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モンテルカスト」の詳細全文を読む
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