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モンパノキ(紋羽の木、学名:''Heliotropium foertherianum'')は、ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑低木~小高木。別名、ハマムラサキノキ(浜紫の木)。 東アフリカからアジア、オセアニアの熱帯から亜熱帯の海岸に生育する。 == 特徴 == 熱帯から亜熱帯の海岸、砂礫地や砂浜に生える常緑低木~小高木。樹高は10m程度に達する。幹は灰褐色で縦に裂け目が多く、材は柔らかい。径は太いもので30cm程度に達する。葉は倒卵形で大きく、枝先に集まり互生する。大きさは10~20cm。多肉で、表裏ともに細かい毛が密生し、ビロード(紋羽)のような手触りがある。花期は基本的に夏ではあるがはっきりせず、円錐形の集散花序を頂上または腋生する。花は密生し、5mm程の釣鐘型で白色。果実は5mmほどの球形で、数珠または団子状に固まる。熟すと緑色から黄橙色を経て黒っぽく変化する。 Image:Heliotropium foertherianum Flower.jpg|モンパノキの花(西表島) Image:Heliotropium foertherianum2.jpg|モンパノキの幹(西表島) Image:Image-Heliotropium foertherianum3.jpg|モンパノキの実(西表島) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モンパノキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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