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モン州 : ウィキペディア日本語版
モン州[もんしゅう]

モン州(モンしゅう)はミャンマーの行政区画の一。ミャンマー南東部に位置し、面積12,155平方キロ。西はアンダマン海に面しており、海岸線は566キロあり、海岸沿いに位置する島嶼群もモン州の一部である。日本では小説や映画で有名な「ビルマの竪琴」は、ムドン収容所が舞台である。
== 歴史 ==

人類が今日のミャンマーの地に住み始めたのは早ければ1万1千年前であるが、確認することが可能な最初の文明はもっと後の時代のモン族の文明からである。モン族は、紀元前3,000年から紀元前1,500年の時期に東インドから移住し始めて、6世紀頃にはタイ南部のチャオプラヤ川の穀倉地帯に定住した。その後数世紀で、モン族は西に移住し、ミャンマー南部のエーヤワディーデルタに定着した。アショーカ王法勅ディーパワンサで言及されているように、紀元前300年頃にに興ったスワンナブミがモン族の最初の王朝 "スヴァンナ・ブーム(Suvanna Bhoum)" であるとモン族の伝説は伝えるが、しかしながらこの説は学者の間では疑問が呈されている。口承によると、アショーカから僧侶が、船旅で到着したのは早ければ紀元前3世紀、確実に紀元前2世紀までであり、それがモン族と仏教の遭遇で、6世紀以前にモン族は上座部仏教に転向し〔〕、インドのパーリ語教典を受容したと伝えられている。モン族の記述された記録は度重なる戦火の中で失われた。モン族は、インドとモン族の文化を混ぜ合わせ、二つの文明の融合を生み出した。825年までに、モン族は独自の王朝をミャンマーの南部と南東部に築き、バゴー (ペグー)とタトォンに都市国家が形成され、9世紀中頃までには、モン族がミャンマー南部全域を支配するようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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