翻訳と辞書
Words near each other
・ モース関数
・ モーズグズ
・ モーズリー
・ モーズリーの法則
・ モーズリー・ショールズ
・ モーズレイ
・ モーズレイ病院
・ モーズレー
・ モーズン
・ モーズ・アリソン
モーズ・シャラス
・ モーズ・ペースト
・ モーズ軟膏
・ モーセ
・ モーセの十戒
・ モーセの律法
・ モーセサイト
・ モーセス・マイモニデス
・ モーセス石
・ モーセン・トーキー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

モーズ・シャラス : ミニ英和和英辞書
モーズ・シャラス[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

モーズ・シャラス : ウィキペディア日本語版
モーズ・シャラス[ちょうおん]

モーズ・シャラス(Moyse Charas または Moïse、1619年 - 1698年)は17世紀、フランスの化学者、薬学者、薬剤師である。1676年に『欽定薬局方と化学』(Pharmacopée royale galénique et chimique)を出版した。
ユゼス(Uzès)に生まれた。古典を学んだ後、薬学を学びオランジュで薬局を開いた。1646年頃パリに出た。当時解毒剤として知られていたテリアカを公開で調製し、1667年にテリアカの成分を書いた著書''Thériaque d'Andromachus''を出版した。
1672年に、王立植物園の監督官、アントワーヌ・ダキン(Antoine d'Aquin)に雇われ、植物園の化学の実験助手になった。ダキンの指示で、当時の薬剤の製法をまとめた、『欽定薬局方と化学』の編集を行い、この書は好評を得て中国語を含む多くの言語に翻訳された。
1680年にプロテスタントの信者である疑いを受け、フランスを逃れ、イギリスに渡った。イギリスには3年ほど滞在し、その間に医学を学んだ。その後スペインに渡り、マドリードで開業した。1686年に異端審問を受けるが、オランダの外交官によって救われた。その後も異端審問にかけられ、カトリックになることで1689年に釈放された。オランダに戻り、1691年にフランスに戻った。その年、科学アカデミーの会員に選ばれた。
シャラスの治療法はまだ中世以来の知識、錬金術に影響を受けたもので、蛇毒や蛇肉をテリアカの材料として用いた。1699年に蛇毒に関する著書、''Nouvelles expériences sur la vipère, les effets de son venin, et les remèdes exquis que les artistes peuvent tirer du corps de cet animal où il étudie''を発表した。現代の知識からは多くの間違いが含まれるが毒の治療についての理解が進められている。イタリアの医学者、フランチェスコ・レディと蛇毒に関する論争を行った。レディは蛇毒は常に有毒であると主張し、シャラスは蛇が興奮したときのみ有毒であると主張した。
== 著書 ==

*''Thériaque d'Andromachus, dispensée et achevée publiquement à Paris par Moyse Charas, avec les réformations et les observations de l'auteur tant sur l'élection et sur la préparation, que sur le dernier mélange de tous les ingrédiens de cette grande composition'' (1668) Texte en ligne
*''Nouvelles expériences sur la vipère, où l'on verra une description exacte de toutes ses parties, la source de son venin, ses divers effets et les remèdes exquis que les artistes peuvent tirer de la vipère, tant pour la guérison de ses morsures que pour celle de plusieurs autres maladies'' (1669) Texte en ligne
*''Pharmacopée royale galénique et chimique'' (1676) Texte en ligne
*''Pharmacopée royale galénique et chimique'' (seconde édition revue et corrigée, 2 volumes, 1681) Texte en ligne 1 2
*''Opera'' (3 volumes, 1684) Texte en ligne 1. ''Pharmacopea regia galenica'' 2. ''Pharmacopea regia chymica'' 3. ''Historiam naturalem'' et ici :
*''Thériaque d'Andromacus : avec une description particulière des plantes, des animaux et des minéraux employez à cette grande composition'' (nouvelle édition revue et augmentée, 1685) Texte en ligne
* ''Traité abrégé des Eaux minerales de France : des Eaux minérales en général & de la Manière d'en faire l'Analyse''. Bruyset, Lyon 1753 (digital )
* ''Pharmacopée royale galénique et chymique''. Nouv. Ed. Bruyset, Lyon 1753 (digital )

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーズ・シャラス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.