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モーディフォードの竜 : ミニ英和和英辞書
モーディフォードの竜[もーでぃふぉーどのりゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [りゅう]
 【名詞】 1. (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi) 

モーディフォードの竜 : ウィキペディア日本語版
モーディフォードの竜[もーでぃふぉーどのりゅう]

モーディフォードの竜(モーディフォードのりゅう、。モーディフォード・ドラゴンハーグリーヴス,斎藤訳 (2009), 58頁。〕とも)は、英国ヘレフォードシャー〔モーディフォード村(Mordiford)の伝承である。モーディフォード村は州都ヘレフォードに近い場所にある。なお参考文献を除き「竜」の表記で統一する。
== 物語の概要 ==
英国のモーディフォード村に住むモードという少女が、森の中で鮮やかな緑のと膜状のを持つ小さな生き物を見つけた。少女はその生き物を家に持ち帰ったが、その生き物は獰猛なだということがわかり、家で飼うことに両親から猛反対された。しかし、少女は生き物が大好きだったので隠れて竜を育てた。竜は大きくなり、少女が与えるミルクでは空腹が満たせなくなって、ついには村の家畜を襲いだした。農民は反撃したが竜になすすべくなく敗れた。この時、竜はとうとう人間を食い殺し、人間の味を覚えてしまった。自分を襲ってくるため、竜は人間には決してなつかなかったが、育ての親である少女だけは例外であり、また少女も一緒に遊んだり黒い爪をなでたりと、竜と友情を育んでいた。しかし、これ以上人間が殺されるわけにもいかず、モーディフォードの名家ガーストン家の男が竜との戦いに赴き、剣と槍での死闘の末に竜を退治した。ガーストンがたずさえていた剣で首を刺して竜を退治した瞬間、怒りのあまり少女は、ガーストンに向かって石を投げた。そして、退治された竜の元に駆けつけて、自身が血だらけになるのにも構わず、瀕死の竜にすがりついて泣き崩れた。この光景を呆然と見つめていたガーストンは、悄然としたままで、竜退治の喜びに沸く村に戻ったという〔シューカー,別宮訳 (1999)、62-67頁。〕。
また別の伝承では、ガーストンは農民で、竜は「蛇の道」に沿ってラグ川に向かう途中でガーストンに殺された。ガーストンは沢山の釘を突き出させた樽に隠れ、これを襲った竜は体をバラバラに裂かれてしまった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーディフォードの竜」の詳細全文を読む




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