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モーリス・マルトノ : ミニ英和和英辞書
モーリス・マルトノ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

モーリス・マルトノ : ウィキペディア日本語版
モーリス・マルトノ[ちょうおん]
モーリス・マルトノMaurice Martenot, 1898年10月4日 - 1980年10月8日)はフランスの音楽教育者。オンド・マルトノの発明で有名。パリ生まれ。
モーリス・マルトノは幼少の頃より音楽的才能をあらわし、ピアノチェロ和声および対位法を学んだ。とくに教育上の問題や最新の教育心理学を音楽教育に応用する問題に関心を持ち、音楽教育の刷新に寄与、彼が二人の姉妹とともに開発した教育法は広く評価された。その一方で、モーリス・マルトノは別の問題にも興味があった。すなわちそれは、新たな表現方法を開発することで音楽の新しい地平を開くこと、科学の発展を芸術表現に応用することでまだ誰も聞いたことの無いような音のパレットを作ることである。そうして彼は、オンド・マルトノを発明した。彼の名前を冠するこの楽器は今日では伝統ある楽器の一つとして広く認められ、コンサート、劇場、映画音楽、ラジオ、テレビで用いられ、パリ国立高等音楽・舞踊学校 (Conservatoire National Supérieur de Musique et de Danse de Paris) では専門課程を設けて教えている。
== 年譜 ==

* 1918年 初めて電子楽器を試作
* 1928年 パリ・オペラ座で最初のリサイタル
* 1931年1932年 世界演奏旅行
* 1932年 ユーリ・ビルスタン (Youry Bilstin) とともに、心理音楽教育研究所 (Institut Psychopédagogique d'Éducation musicale) 設立
* 1933年 教育用楽器の発明により、レピーヌ・コンクール(:fr:Concours Lépine)で金賞受賞
* 1935年 ピエール・ヴェローヌ(:fr:Pierre Vellones)の作品 ''Split'' および ''Vitamine'' で最優秀レコード賞を受賞
* 1937年  国際芸術・技術博覧会 (Exposition Internationale Arts et Techniques) で、ジネット・マルトノ (Ginette Martenot) の指揮するオンド・マルトノ・オーケストラがグランプリを受賞
* 1940年 フランス少年聖歌隊 (Maîtrises Jeune France) 指揮
* 1942年 ピエール・シェフェールとともにフランスラジオ放送 (RDF、Radio diffusion Française) の「実験スタジオ」("Studio d'Essai") の設立に参加
* 1945年 "Contrôle Artistique des Emissions" 発明
* 1947年 パリ国立高等音楽・舞踊学校にオンド・マルトノ科が開設される
* 1948年 パリ国立高等音楽・舞踊学校の舞踊クラスの学生のためのリズム教育クラス開設
* 1949年 教育上の功績でレジオンドヌール・シュヴァリエ章に叙せられる
* 1950年  科学アカデミーにおいて物理学者ルイ・ルブランス=ランゲ (Louis Leprince-Ringuet) 教授が和音を演奏する新しい方法について講演(マルトノ発明の電子楽器用パルムスピーカーについて)
* 1960年 小型真空管による新たなコンサート楽器発表
* 1968年 モントリオール・エコールノルマル音楽院で音楽教育について講演
* 1969年 文化省の要請に応じて、マルトノ音楽教育メソッド (Méthode d'éducation musicale Martenot) を用いた教育法についての公開講座を運営
* 1975年 レジオンドヌール・オフィシエ章をルプランス=ランゲ教授より授かる
* 1977年 「リラックスすることー何故?どうやって?」''(Se relaxer Pourquoi ? Comment ?)'' 出版(後の1998年に「アクティブ・リラクセーション」''(La relaxation active)'' のタイトルで改訂される)
* 1978年 「音楽的形成の基礎原理とその応用」''(Principes fondamentaux de formation musicale et leur application)'' 第5版(1996年に第6版)
* 1979年 オンド・マルトノのトランジスタ化に成功
* 1980年 10月8日、クリシー(パリ郊外北西部)での交通事故により死亡

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーリス・マルトノ」の詳細全文を読む




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