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モーリン・アン・"モー"・タッカー(Maureen Ann "Moe" Tucker、1944年8月26日ニューヨーク州レヴィタウン生まれ)はロックバンドヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドラマーとして知られるミュージシャンである。 ==音楽活動== ===ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代=== タッカーは19歳でドラムを始めた。ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(以後VUと略記することあり)への加入を打診されたとき、タッカーはIBMでキーパンチのオペレーターとして働いていた。VUのもともとのパーカッショニストはアンガス・マクリーズ(Angus Maclise)だったが、金を払って見に来る聴衆の前での演奏を嫌ったために1965年11月に脱退していた。タッカーに白羽の矢が立ったのは、VUのギタリスト、スターリング・モリソンが、大学時代の同僚の妹がドラムを叩いていたことを思い出したからである。 タッカーのスタイルはきわめて特徴的である。立って演奏することが多く、トムトム・スネア・上を向けられたバスドラムというシンプルなセットを用いる。スティックではなくマレット(打楽器用小槌)で演奏することが多い。またシンバルはほとんど使わない。 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドではドラムパートのほかに、次の三曲でリードヴォーカルに加わっている。1969年のアルバム「ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」に収録されているアコースティックギターによる「アフター・アワーズ」(After Hours)、「マーダー・ミステリー」(The Murder Mystery)の一風変わった詩の朗読、および1969年に録音されたもののオフィシャルには1985年の「VU」(アルバム名)までリリースされなかった「アイム・スティッキン・ウィズ・ユー」である。ルー・リードは「アフター・アワーズ」について、「とても無垢でピュア」な曲だから自分では歌えなかった、と語っている。初期には、タッカーはライブでベースを演奏することもあった。ベースの演奏が収録されている唯一の曲は1995年のボックス・セット「ピール・スローリー・アンド・シー」に収められた「メロディー・ラフター」(Melody Laughter)である。 1970年代はじめに最初の息子であるケリー・"トラッカー"・タッカー(Kerry "Trucker" Tucker)を妊娠した際、一時的にバンドを離れている。このため演奏できなかったが、例外的にルー・リード在籍時代のVUのラストを飾るアルバム「ローデッド」の数曲については参加している。ライブにおいてはベースのダグ・ユールの弟であるビリー・ユール(Billy Yule)が代役をつとめ、レコーディングではドラムパートの大部分はダグ・ユールが担当した。1970年後半に復帰する。この時点でルー・リードはVUから離脱しており、リーダーシップをとっていたのはダグ・ユールである。 1970年および71年にかけてのVUの北米・カナダ・欧州・英国・オランダツアーに参加した後、子育てのためにバンドおよび音楽界から遠ざかったということである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モーリン・タッカー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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