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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
モール・オブ・アメリカ(Mall of America)は、アメリカ合衆国ミネソタ州東部、ミネアポリス・セントポール南郊のブルーミントンに立地する全米最大級のショッピングモール。''MOA''、''MoA''、''Megamall''とも呼ばれる。同モールは2本の高速道路、州間高速道路I-494とミネソタ州道77号線のジャンクションの南東に位置し、ミネアポリス・セントポール国際空港とはI-494をはさんで立地している。ブルーミントンの中心部からは北東にあたる。 モール・オブ・アメリカは1992年にメトロポリタン・スタジアムの跡地を利用してオープンした。世界で最も客数の多いモールで、年間客数はミネソタ州の総人口の8倍にあたる4,000万人を超える〔Larriva, Sandra and Weisert, Gabe. Most Visited Tourist Attractions . Forbes Traveler. 2007年4月25日〕。モール内の従業員総数は約12,000人を数える。 ==施設概要== モール・オブ・アメリカの延床面積は約390,000m²におよび、そのうち257,200m²が店舗用スペースとして使用されている〔Directory of Major Malls: Mall of America .〕。店舗用スペースの広さではオハイオ州ヤングスタウン郊外のイーストウッド・モール、フィラデルフィア郊外のキング・オブ・プロシア・モールに次いで全米第3、店舗数では全米最大である。建物は対称形となっており、ほぼ長方形の間取りになっている。内部は4階建てになっており、1-3階は長方形に、4階では一本になっている通路に沿って520の店舗が配置されている。モールの北側への増築が計画されており、完成すると最大900店舗まで増える予定になっている。四隅にはそれぞれブルーミングデールズ、メイシーズ、ノルドストルム、シアーズのデパートが建ち、「アンカー」と呼ばれている。モール内は4つのゾーンに分けられ、それぞれ独自のスタイルで装飾されている。 モールの中央には''The Park at MOA''と呼ばれる屋内型のテーマパークがある。同園は屋内型テーマパークとしては全米最大のものである。もとはキャンプ・スヌーピー(''Camp Snoopy'')と呼ばれていた。園内には2本のローラーコースターをはじめとした様々なアトラクションが配置されている。他の多くの屋内型テーマパークとは異なり、同園には園内および周辺に天然の草木が植えられ、高低差5m程度ではあるが地形に起伏がつけられている。こうした設計によって、より自然に近い景観が造り出されている。 テーマパークのほかにも、モール・オブ・アメリカには巨大な展示物を中心としたレゴのテーマエリア、AMCのシネマコンプレックス、水族館、さらには教会、結婚式用のチャペル、学校(オルタナティブ・スクール)まである。 ほぼ同形状の、7階建ての立体駐車場がモールの東側と西側に1棟ずつ建っており、合計約13,000台を収容できる。これに加え、建物の北側と南側の平面駐車場、および近隣の駐車場をあわせると、約20,000台分の駐車スペースを備えていることになる。 モール・オブ・アメリカは地域交通の拠点にもなっている。ミネアポリスのライトレール・ハイアワサ線はモール・オブ・アメリカを南の起点とし、ミネアポリス・セントポール国際空港を通ってダウンタウンに通じている。また、ミネアポリス・セントポール都市圏内を広くカバーする路線バスはモール・オブ・アメリカにも便がある。これらのバスやライトレールのターミナルとなっているのは東の駐車ランプの下層階である。しかし、モールの駐車場はあくまで買い物客用のものであり、ライトレールでの通勤客がパークアンドライドに使うことは奨励されていない。空港の利用客がモールの駐車場に車を停めてライトレールに乗り継ぐのを防ぐため、深夜の営業時間外の駐車は禁じられている。ライトレールを用いる通勤客には、広い駐車場を備えた隣の28thアベニュー駅を使用することが推奨されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モール・オブ・アメリカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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