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ヤイトムシ目(学名:Schizomida)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱に所属する分類群である。 ヤイトムシ科とサワダムシ科の2つがあり、あわせて数十種を含む。 日本では南西諸島などに数種を産する。かつて、サソリモドキと同じ仲間と見なされたこともある。 == 特徴 == 大きさは1cmに満たない小型の動物で、ごく短い鞭状の尾をもつ。 細長く、活発な動物である。等胸部は細長い。外骨格は前半部分が大きく、腹部の前方に二節分が分かれている。 鋏角はクモのものに似た鎌状、ただし毒を持たず、むしろ餌を食いちぎるようになっている。触肢は歩脚状だが、太く短くなり、歩くよりは捕獲用に使えそうになっている。第1脚は細長く、前に伸ばして触角のように使う。他の三脚は丈夫にできている。 腹部は楕円形で体節に分かれ、頭胸部とつながる部分はやや狭まる。後方末端には短い尾がある。尾はせいぜい四節ほど、最後の節は幅広くなっているものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤイトムシ目」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Schizomida 」があります。 スポンサード リンク
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