|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ヤクト・ドーガ (JAGD DOGA) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は1988年公開のアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下CCA)。 新生ネオ・ジオン軍の主力量産機「ギラ・ドーガ」の発展型で、特殊な能力を持つ「ニュータイプ」および「強化人間」用に開発された試作機。当初はネオ・ジオン総帥「シャア・アズナブル」の専用機となるはずだったが、性能不足からこの役目を「サザビー」に譲り、完成した2機の試作機は部下の強化人間「ギュネイ・ガス」とニュータイプの少女「クェス・パラヤ」(クェス・エア)にそれぞれ与えられた。ギュネイ機は緑と金、クェス機は赤と銀に塗装され、一部形状と武装も異なるが、性能的な違いはない。 劇中でギュネイ機は主人公アムロ・レイが搭乗する「νガンダム」に撃墜されるが、クェス機は損傷しつつも残存し、『CCA』の後の時代を描いたOVA版『機動戦士ガンダムUC』では、修復と塗装の変更を受けた姿で再登場する。なお、クェス自身は『CCA』で戦死するため、パイロットは別の人物が務めている。 メカニックデザインは出渕裕が担当。 == 機体解説 == ギラ・ドーガ(サイコミュ試験タイプ)をベースに開発されたNT専用MS。基本骨格であるムーバブル・フレームはギラ・ドーガと共通だが、サイコ・フレームの一部採用による追従性向上、ジェネレーターやスラスターの高出力化、チタン合金からガンダリウム合金製装甲材への変更といった改修によって、ベース機とは別物と言える高性能機へと変貌している。しかし、量産機を半ば強引にNT専用機に仕立てたため、機体バランスに多少の問題を残している。当初は総帥シャア・アズナブルの専用機として設計されていたが、結局はより完成度の高いサザビーがこの役を担うこととなった。ヤクト(ヤクート)は独語で「狩猟」の意。型式番号のMSN-03は、13年前の旧ジオン公国の最終MSであるMSN-02 ジオングから引き継いだ通し番号である。 主武装のファンネルは肩部サブスラスターに片方3基ずつを懸吊。端末自体はサザビーと同型だが、エネルギー・推進剤の再充填機能は省かれたため、稼働時間はおよばない。それでも、第一次ネオ・ジオン抗争当時のものに比べ格段に進化している。 携行武装として、ビームアサルトライフル(ギュネイ機)メガ・ガトリングガン(クェス機)、ヒートナイフ付きビーム・サーベル、メガ粒子砲内蔵型シールドと、オーソドックスながらも上位機種らしい専用装備がそろえられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤクト・ドーガ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|