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ヤコバス・ニコラース・ウェスタホーヴェン(Jacobus Nicolaas Westerhoven、1947年8月16日 - )は、オランダ王国出身の文学研究者、翻訳家。 弘前大学教育学部英語教育講座で教授を務める。アメリカ文学、日本文学、翻訳学を専門にする。研究の概要は「19世紀後半のレアリズムの発展とウィリアム・ディーン・ハウエルズの役割」である。 「Jacques Nicolaas Westerhoven」(ジャック・ニコラース・ウェスタホーヴェン)と表記する場合もあり、省略してジャック・ウェスタホーヴェン(ジャック・ウェスタホーベン)の場合もある。英語の著書で「James N. Westerhoven」「James Westerhoven」(ジェームズ・ウェスタホーヴェン)を使用する。 1975年から日本の弘前大学で教育学部の教員を務め、イギリス文学・アメリカ文学、英語、国際理解、コミュニケーション等を教えている。日本の学会「日本アメリカ文学会」、「アメリカ学会」、「青森県英語教育学会」と、アメリカ合衆国の学会「Modern Language Association」に所属する。 1998年に弘前大学教育学部助教授になり、1999年から個人研究として、ウィリアム・ディーン・ハウエルズとアメリカ文学のレアリズムの発展をテーマにしている。2000年から2003年の個人研究のテーマは、日本の小説家村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』のオランダ語訳である。 2000年10月、奥泉光の芥川賞受賞小説『石の来歴』のオランダ語訳『De stenen getuigen』(1998年に翻訳出版)により、講談社主催の第11回野間文芸翻訳賞を受賞した〔翻訳者とは橋をかける者 弘前大学附属図書館〕。翻訳の分野では、日本文学のオランダ語訳、英語訳での業績の他、アメリカ文学の日本語への翻訳を模索している。2002年から2005年は、国際共同研究として、「日本近現代文学における津軽文化に関する研究及び海外への紹介」をテーマにした。 趣味はワイン、特にイタリアワインである〔「弘前大学における教育」 - 最近のトピックス - 第7回 (教育学部)「メーン州立大学における集中講座」 弘前大学大学院医学研究科 / 医学部医学科〕。 自身の豊富な学習体験と現場での教授経験から、外国語学習を楽器(特にピアノ)の練習にたとえて説明することが多い。すなわち、毎日の継続的な訓練こそ上達への近道だということである。 非常に流暢な日本語を話すが、英語教育講座の学生と話す際は一貫して英語を用いている。 ==来歴== *1968年 オランダのライデン大学文学部英語科を卒業。 *1970年 ライデン大学文学部英語科大学院を修了。 *1970年 オランダハーグ市の私立中学校St. Jans Collegeにて英語の教師を務める。翌年まで。 *1971年 アメリカ合衆国のペンシルベニア大学大学院英米文学専攻課へ入学。 *1975年 ペンシルベニア大学大学院英米文学専攻課を単位取得満期退学。日本の弘前大学教育学部の外国人教師に就任。 *1998年 弘前大学教育学部の助教授に就任。 *2000年 日本の文学賞野間文芸翻訳賞を受賞。 *2002年 弘前大学教育学部の教授に就任。 *2006年 弘前大学教育学部附属幼稚園の園長に就任。教育学部教授と兼任。 *2009年 弘前大学教育学部附属幼稚園の園長を任期満了にて退任。教育学部教授は継続。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤコバス・ニコラース・ウェスタホーヴェン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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