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八名 梁 (漁具) 簗
梁(やな)とは、河川の両岸または片岸より列状に杭や石などを敷設して水流を堰き止め、誘導されてきた魚類の流路をふさいで捕獲する漁具・仕掛けのことである。やない。「簗」とも表記する。 == 構造 == 梁は、大きく分けて河川を遡上する魚を捕える「上り梁」と、下る魚を捕える「下り梁」に分類できる。その目的によって使用する梁も向ける方法も異なってくる。上り梁は川下に向けて仕掛け、下り梁は川上に向けて仕掛けることになる。 構造上、魚類を誘導する梁袖と呼ばれている部分と捕えこむ梁口と呼ばれる部分から構成される。梁袖は杭を打ちつけてそこに竹や木で作った簀や蛇籠などを張り巡らす。また、土俵や土嚢などを用いる場合もある。一方、梁口には梁簀と呼ばれる斜めに渡した簀や網で囲ったり、筌と呼ばれる陥穽具などを付設する。川を泳ぐ魚を梁袖から梁口の上に追い込んだ後に簀や網を外して水分を切り、残った魚だけを捕らえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梁 (漁具)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fish trap 」があります。 スポンサード リンク
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