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ヤナギ目 ( リダイレクト:ヤナギ科 ) : ウィキペディア日本語版
ヤナギ科[やなぎか]

ヤナギ科キントラノオ目に属するの一つ。ヤナギポプラなどの木本を含む。
== 特徴 ==
ヤナギ亜科とカミニンギョウ亜科は、葉の鋸歯まで葉脈が入り込み、そこで拡大して分泌腺や短い毛となった構造(Salicoid teeth)を持つ〔Salicaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 more or less continuously updated since .〕。また、サリチル酸配糖体であるサリシンは、植物ではヤナギ亜科でのみ見られる。
ヤナギ連 Saliceae は特徴的なグループで、この科で唯一、北半球の温帯から寒帯に分布する。ヤナギ属( ケショウヤナギ属と オオバヤナギ属を含む)・ヤマナラシ属を含み、かつてのクロンキスト体系新エングラー体系ではこの2属のみがヤナギ科だった。ヤナギ連の特徴として、
* 葉は単葉で葉柄があり、一般に互生する。托葉は発達するが早落性のものもある。
* 花は単性で、雌雄異株。無花被で(ただし花の根元に苞がある)、雌蕊1本または雄蕊1-2本からなり、尾状花序をつくる。虫媒花(ヤナギ属、オオバヤナギ属)または風媒花(ヤマナラシ属、ケショウヤナギ属)。
* 果実はさく果で、熟すと裂開して綿毛に包まれた小さな種子を多数だす。種子は柳絮(りゅうじょ)と呼ばれ、風に乗って散布される。
等がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤナギ科」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salicaceae 」があります。




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