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ヤマキセルガイモドキ
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ヤマキセルガイモドキ
ヤマキセルガイモドキ(山煙管貝擬)、学名 ''Ena montana'' は、有肺目キセルガイモドキ科に分類される陸生巻貝の一種である。ヨーロッパに分布し、主に山岳地帯の森林に生息する。キセルガイモドキ科のタイプ属 ''Ena'' Turton, 1831のタイプ種。 ==形態== 殻は右巻きの細長い弾丸型で、成貝では殻高14-17mmほどになる。螺層は7-8層を数え、各螺層はあまり膨らまない。殻色は淡褐色から黒褐色まで変異し、色の濃淡による不明瞭な縦縞が見られることもある。殻頂は淡色になるのが一般的。殻表は成長線と不規則な皺(しわ)状彫刻があり、光沢はほとんどない。殻口は幼貝のうちは単純だが、成貝では反り返って、淡いピンク-白色のリップを形成する。殻軟体は暗褐色から紫褐色で、触角と足裏などはやや淡色になる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマキセルガイモドキ」の詳細全文を読む
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