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山佐株式会社(やまさ)は、岡山県新見市に本社を置く大手パチスロメーカー。航空機や船舶のリース、エネルギー事業も行っている。 == アミューズメント事業 == === 特色 === 『パチスロパルサー』以来、山佐パターンと呼ばれる独特のリーチ目を持つ機種を数多く開発する。1990年代には『スーパープラネット』のヒットに引き続き、当時パチスロ史上最大のヒット機種となった『ニューパルサー』で一世を風靡し、裏モノの蔓延で衰退しかけていたパチスロ業界の屋台骨を支えた。出ては裏モノ化されることが当たり前になっていた時代だったが、これらの台は、パチスロのスタンダード機種として全国的にほぼノーマルで営業し続けられていた。 ニューパルサー以降の数年間は新機種が軒並み数万台のセールスを誇るトップメーカーとして君臨していたものの、『クランキーコンドル』(ユニバーサル)以降の技術介入時代に入ると若者が離れ、『ジャグラー』(北電子)以降の完全告知時代が訪れると中高年の客層も離れることになった。またテーブル制御を利用したリーチ目・山佐パターンのマンネリ化が進み、新台導入直後は客付きは良好だが時間の経過とともに稼働率が低下する結果が続いた。さらにアシストタイムやストック機能が標準となった爆裂機種が登場すると、出玉感の差から苦戦し、テトラリール・EL VISIONなど独自の機能を盛り込んだ機種を開発するも一般層のファンを惹きつけることは叶わず、2000年代前半はややヒット作に恵まれない状況が続いていた。 5号機時代に入ってからは一転して、ART(アシストリプレイタイム)をメインとして機械割を高めた『パチスロ戦国無双』『パチスロキン肉マン』『ウルトラマン・ザ・スロット』などを立て続けにヒットさせ、大手メーカーの一角へ再び上り詰める。2009年ころから演出やシステム面でサミーやユニバーサルエンターテインメントなどに遅れを取るようになり、2011年夏ごろまで再び低迷していたが、『パチスロ「モンキーターン」』のヒットで再び人気を盛り返し、その後も『パチスロ鉄拳2nd』、兄弟機の『パチスロ鉄拳デビルVer.』とヒット作が続いている。 基本的に「型式試験に通りやすい」事をモットーにするメーカーであり、また、過度の技術介入を許さない設計を念頭に置いている模様。特に、90年代中盤からの技術介入時代における、目押し技術で結果に大きく差がつく機種には否定的なスタンスであった(後にそういったタイプの機種を発売したものの、開発者は「もうこの手の機種を出すつもりはない」と自社HP内でコメントしている)。そのため、俗に言う「出玉スペック」のきつい機種を送り出した事も少なくない。特にボーナスをストックした連チャン機における出玉スペックのきつさは、他のメーカーと比較してしまうと見劣りする事が多かった為にホールでは客付きが悪く、稼動があまり取れない事も多かった。 カエル(ケロット)・ウィンちゃん・プラネットくんなどの自社ブランドキャラクターを有しているが、上記に示した通り、4.5号機の終盤辺りから4号機の終焉にかけてはヒット機種には恵まれていなかった。導入されてもわずか3か月以内に撤去された機種も多くある。その理由はゲーム性の低下などもあるが、出玉スペックのきつさが大きな理由となっていた。 シンボルキャラクターはカエルのケロット(2006年7月に設立40周年を記念して一般公募により命名)。 同社の直営店としてパチンコ・パチスロ店「エンドレス」がある(倉敷市に2店舗、新見市、高梁市に1店舗ずつ展開している)。同店では新機種の先行テスト導入が行われることが多いが、テストの結果一般発売されずにお蔵入りとなる機種も少なくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山佐」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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