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ヤマタイカ : ウィキペディア日本語版
ヤマタイカ

ヤマタイカ』は、星野之宣による伝奇・歴史を基礎としたSF漫画である。
== 概要 ==
本作は1983年に『ヤングジャンプ』で連載中断した『ヤマトの火』のリライト作品として『月刊コミックトム』(潮出版社)で1986年11月号から1991年4月号まで連載された。単行本は1987年9月から1991年8月に潮出版社より全6巻として発行され、1997年6月から7月に潮ビジュアル文庫全5巻として発行された。2006年12月より、光文社から『ヤマタイカ』と『ヤマトの火』を収録したシリーズ「レジェンド オブ ヤマタイカ」が刊行されている。
この作品では、日本人のルーツ(根源)を東南アジアから渡ってきた火の民族日の民族とし、西暦300年ころに両者の対立があり、九州を中心としていた火の民族の邪馬台国は南方と北方に追いやられ、九州を制圧した日の民族が大和国へ遷都し、ヤマト王権になったと設定している。ただしこれは、現実の日本人のルーツとは乖離したものであり、SF要素が強い。
主人公が超能力を使うなどの設定でSFに分類されていることや、掲載誌がマイナーだったことなどから一般の知名度は高くないものの、著者の代表作のひとつであり、1992年に第23回星雲賞のコミック部門で受賞(入賞)している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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