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ヤマトメリベ
ヤマトメリベ (''Melibe japonica'') は、裸鰓目メリベウミウシ科に属する大型になるウミウシの1種。背面に対になる突起を並べ、口は大きな頭巾状になる。よく海中を漂い、小型甲殻類を捕食する。 == 特徴 == 大型のウミウシで、大きいものは50センチメートルを越える〔以下、大部分は今原(2001)〕。細長い体の前端から大きく脹らんだ頭巾(oral hood)と呼ばれる袋のような口部がある。頭巾の周縁部には触手のような小突起が多数並んでいる。また、背面には大きいものは体長の約半分から小さいものは数ミリメートルにわたる背側突起を10対かそれ以下突出させる。最初の2対は大きくてほぼ同大で、それ以降のものはずっと小さく、後方のものほど更に小さい。またこの部分は自切によってはずれやすい。 体色は透明感があり、全体に淡紅色で、頭巾の周縁や体表の小突起が濃赤色を呈し、美しい〔岡田他(1967)p.184〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマトメリベ」の詳細全文を読む
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